いい本との出会いを応援!

【Kindle Unlimited】おすすめ小説100選:ベストセラー・感動小説・ミステリー・文学賞受賞作など読むべき本(2024年4月)

【Kindle Unlimited】おすすめ小説100選:ベストセラー・感動小説・ミステリー・文学賞受賞作など読むべき本
  • URLをコピーしました!
この記事の要点
  • 心揺さぶる感動小説、時代を超えて読み継がれる名著を読みたい方向けにKindle Unlimitedで読み放題で読めるおすすめの小説を紹介
  • 【4/22まで】Kindle Unlimited、最初の2ヶ月無料!
  • 読み放題対象本は、月初に入れ替わり。「おすすめ本」も月初に更新(月中も、読了本を随時追加)

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

目次

Kindle Unlimited:神サービス!無限読書へのお誘い

Kindle Unlimited の特徴

Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する定額制のKindle本読み放題サービスです。

Kindle Unlimitedの特徴
  • Kindle本の読み放題サービス30日間無料体験
  • 月に1冊本を読めば元が取れる!月額980円で、コスパ抜群
  • ビジネス書、小説、マンガ、アダルト、雑誌、洋書まで、200万冊以上が読み放題
  • 同時貸出は20冊まで。ダウンロードすればオフラインでで読書可能
  • スマホ、タブレット、PCなど、端末を選ばず、どこでも読める(利用状況は端末間で同期)

サービスの価値は無限大。1日1,000円の本✕30日間で3万円の価値。読めば読むほど、実際の利用価値は高まります。

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

Kindle Unlimited おすすめ小説:紹介ジャンル

読書は、人生に様々なプラスの影響をもたらしてくれます。それは「小説」でも同じです。読み方次第で、単なる娯楽にとどまらない価値を与えてくれます。

確かに、小説は、ビジネス書・実用書のように「即、役立つ知識」は得られません。しかし、「人生を追体験」して共感したり、「自分と異なる価値観」「多様な感性」に触れることができます。また、これまで興味・関心がなかった分野に興味を持たせてくれます。本から「何かを感じる」ことが、「人としての基礎力」を高めてくれるのです。

以下では、Kindle Unlimited読み放題対象のおすすめ小説を以下のジャンル別で紹介していきます。

  • 芥川賞・直木賞・本屋大賞 他 文学賞受賞作
  • 深く考えさせられる 社会派小説
  • ページをめくる手が止まらない ミステリー小説
  • 号泣 or やさしい涙が流れる ヒューマン小説感動小説
  • 面白い!笑える!着眼点がスゴい! エンタメ小説
  • お金・金融について学べる 経済小説
  • 自分を変えたい!やる気がUP!自己啓発小説
  • 日本人なら読んでおきたい 国内文豪 純文学
  • 世界中が認めた!海外文学世界的ベストセラー

もし、読み始めた本が自分に合わない、思っていた内容と違うと思ったら、無理して読む必要はありません。非効率な読書はやめて、次に興味が持てそうな本を探しましょう。追加の費用は掛かりません。気兼ねなくどんどん本が試せる点こそ、定額制サービスKindle Unlimitedのメリットです。

「Kindle Unlimited読み放題対象」の判定は、2024年4月1日時点のものです。

【2024年4月読了本】からの「推し本」

神保町奇譚 花咲舞シリーズ

神保町奇譚 花咲舞シリーズKindle Unlimited読み放題対象
Audible聴き放題対象
作品:神保町奇譚 花咲舞シリーズ
著者:池井戸潤

小説「花咲舞が黙ってない」から抜粋の短編小説。

舞台は、神保町の一見客お断りのこだわりの寿司屋。東京第一銀行の花咲舞と上司・相馬健が舌鼓を打っているとき、上品なご婦人と出会う。婦人は、5年前に病死した娘の口座がつい最近まで”動いていた”という。一時3400万円まで増えた残高。しかし、1か月前には残高ゼロになっていたという。娘に何が起こったのか?舞が幽霊口座の謎に挑む!

幽霊通帳の口座が、半沢直樹が勤めていた産業中央銀行である点がニクイ。テンポよく、話が展開。時間をかけずにミステリーを楽しみたい方におすすめ!

この闇と光

この闇と光Kindle Unlimited読み放題対象
作品:この闇と光
著者:服部まゆみ

何をコメントしても、ネタバレになる。1章の世界観がどんどん覆されていく!大どんでん返し作品

森深く囚われの姫として育てられた盲目の少女・レイア。姫に接するのは父王と召使のみ。闇&鳥籠で生きる姫を憂い、父は美しい文学・知識を愛情をもって教えて育てるが、父との生活は姫13才の秋、突然終焉を迎えることにー

明らかになる驚愕の事実に、読者は仰天!父と思っていた人物は誘拐犯。姫でもなければ、女でもない…目も手術で治り、結果、知った「薄っぺらな現代社会」。盲目の世界と、目が見えて知った現実の世界。どちらが闇/光の世界なのか?

作品前半と後半の舞台設定・世界観のギャップが凄い。本を読みながら仰天してしまう。この、ネタバレ情報を読んでしまった方は、どのように伏線が回収されるかを楽しんで欲しい!

絶叫

絶叫Kindle Unlimited読み放題対象
作品:絶叫
著者:葉真中顕

朽ち果てた孤独死体となって発見された鈴木陽子。なぜこんな死に方をするに至ったのかー。現代社会の様々な闇を一人の女性の生き様を通じて描く社会派ミステリー

「わたし」によって明らかになるのは、陽子の壮絶な人生。弟を溺愛する母のもと、愛されずに育った一人の女性。恵まれた結婚をしたのもつかの間、離婚、失業、ブラック企業、枕営業、風俗、親の借金と、襲い掛かる不運に抗えず、どんどん闇に堕ちていく。彼女はどこまで落ちてくのか。壮絶な人生に怖くなる…

ネタバレを含みますが、極めて怖いと思うのは、「親の愛を知らず育った子のねじ曲がった思考」と「困窮して失われる、まともな理性」。人は、生きるため、自由を勝ち取るために戦い続ける生きもの。どう戦ってもいいが、最低限、法や倫理といったルールを守ってこそだ。しかし、彼女は…。驚愕のラストー。「わたし」の正体も明らかにー。

みかんとひよどり

みかんとひよどりKindle Unlimited読み放題対象
作品:みかんとひよどり
著者:近藤史恵

創作ジビエ料理のシェフ。美味しい料理をお客様へ届けたいという思いで、料理研究・仕入れに励むも、店には客が来ない。ある日、料理のために出かけた山で遭難し、不愛想な一匹狼の狩猟者に助けられことに。互いに信念を持ち、野生の獣とそれぞれのやり方で対峙する男2人の男の物語。

美味しそうなジビエ料理の描写やストーリーを楽しませてもらえる一方で、「肉を食べることは、命を奪うことだという事実」を再認識させられる。

命を奪う立場だからこそ、生き物に敬意を払って、また、それを少しでも美味しく食するための努力する男2人。彼らと違い、きれいにパック加工された「お肉」を買うだけの私たちは、命を奪っていることを忘れがち。どんな生き物の命でも、尊い。少なくとも食するなら、敬意を持って食したいと改めて実感。

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

芥川賞・直木賞・本屋大賞 他 「文学賞受賞作」

ロスト・ケア

作品:ロスト・ケア
著者:葉真中顕

日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作

戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。彼はなぜ42人を殺したのか―。
人生100年時代に誰もが逃れられない「老い・認知症・介護」テーマに、圧倒的なリアリティと緻密な構成力でストーリーが展開する。

人は介護の必要のない元気な老後を願うが、それを実現できるかはわからない。時に「要介護」は家族の幸せな生活をも奪ってしまう。介護に疲れた家族・介護従事者、そして、介護者を救うために犯罪を起こした犯人。人を侵すことは「犯罪」だが、掬われる人もいる。まさに、国の介護制度を含め、長寿大国の病巣を抉った作品。

映画と小説は別物!賞を受賞した「構成力の妙」を、小説を読んで味わってほしい!

宙ごはん

作品:宙ごはん
著者:町田そのこ

2023年 本屋大賞ノミネート作

悲しいとき、嬉しいとき、やるせないとき、いつだって、主人公・宙(そら)を生かして育ててくれたのは「人の心を温かくしてくれる料理」だったー。

人生に傷つきながらも、人に支えられ成長していく主人公を描いた、人の心に寄り寄り添う優しい物語。
最初の数ページで一気に作品に引き込まれる。そして、食が繋ぎ、出会いと別れによって成長していく母娘の姿に胸打たれる。読了後、心から読んでよかったと思える素敵な小説!

禁じられた遊び

作品:禁じられた遊び
著者:清水 カルマ

2023年9月映画公開。本のサナギ賞 大賞受賞

幼い子供に「トカゲのしっぽを土に埋めてあげると、トカゲが生えてくるんだよ」と教えた父。子供の好奇心を裏切りたくないと思っての言葉だったが…

子どもは素直。素直だからこそ、子どものためにと思った言葉が悲劇を生むこともある。親御さんは、発言に気を付けて。 怖いけど、一気読み必至のホラー小説。

あの日、松の廊下で

作品:あの日、松の廊下で
著者:白蔵盈太

第3回歴史文芸賞最優秀賞 受賞

主人公は、江戸城という大組織に勤める中間管理職 旗本・梶川与惣兵衛。浅野内匠頭と吉良上野介の事件を止めに入る、事件の重要な目撃者になってしまう。

赤穂浪士の討ち入り「忠臣蔵」の発端となった「松の廊下事件」を描くが、事件のとらえ方が実に面白い!梶川にとっては、仕事ができる浅野も、義理人情に熱い吉良も尊敬に値する人物。巷は彼らの悪く言うが、そんな人たちじゃない!浅野と吉良との仕事、そして、事件後の思いを軽やかな筆で描いた歴史小説。中間管理職の悲哀が半端ない😝

滔々と紅

作品:滔々と紅
著者:志坂圭

第1回 本のサナギ賞 大賞受賞

飢饉の村から吉原に売られてきた一人の娘の成長を描いた歴史小説。綿密な調査をベースに、江戸時代末期の吉原・妓楼(ぎろう)を生きた女性の生き様が、吉原遊郭とはいかなる文化を持つ場所だったかと共に描かれる。
江戸時代、20~30万人もの命を奪った天保の大飢饉から、吉原へ売られて命を繋いでも、吉原は、病気・折檻・心中など「死」が身近にある場所。そんな中で、主人公・駒乃はどう生き抜くのか―。読み終えて涙。

稲荷山誠造 明日は晴れか

作品:稲荷山誠造 明日は晴れか
著者:香住泰

第1回 本のサナギ賞 優秀賞作品

笑えて泣けて楽しめる じじまご小説。関西の金融会社会長 稲荷山誠造は、パワフルな行動力と肝っ玉をもつ70歳。そこに、母が失踪してしまった大食いなだけで頼りないまご・翔がやってくる。そして、次々と事件が…。税務調査、殺人事件、ヤクザ、拉致、そして官僚・政治家の不正税務調査、殺人事件、ヤクザ、拉致、そして官僚・政治家の不正…
じじまごが巨悪を斬る!孫の成長にもほっこり。

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

深く考えさせられる「社会派小説」

護られなかった者たちへ

作品:護られなかった者たちへ
著者:中山七里

「貧乏」ってのは、ありとあらゆる犯罪を生むー

本作が取り上げるテーマは「生活保護の実態と貧困」。護られてしかるべき人が護られず、切り捨てられてしまったことで悲しく悲惨な死を迎えたことから始まる悲劇の物語。最後の最後にどんでん返しに、さらに涙…。

貧困の過酷さに、涙が止まらない😭ズルズルになるまで泣いてしまった…。「貧困」がいかに、人を不幸たらしめるかを、これでもかと見せつける。映画もよかったけど、原作の方が深い&泣ける。

境界線

作品:境界線
著者:中山七里

誰にでも境界線がある。越えるか、踏みとどまるかー

2011年3月11日に発生した東日本大震災が「人生の境界」となった人たちの人生を描いた作品。家族・住処・仕事など様々なものを失った人たちが立ち直るに当たって避けられなかった復興の闇を描く。

震災によって人生に狂いが生じた登場人物たちの人生が、折り重なって描かれる。人生を翻弄された人々の思いに胸が絞めつけられ、涙が流れる。震災が震災だけに終わらない現実を、多くの人に知ってほしい。

総理にされた男

作品:総理にされた男
著者:中山七里

しばらくの間でいい。総理の替え玉をやってくれませんか?

総理にウリそっくりな売れない舞台役者・加納が、拉致された先で官房長官に依頼されたのは意識不明に陥った「総理の替え玉」という密命。はじめは短期のつもりが、日本が直面する、政治・経済・官僚・国民の声などの最前線に立たざるを得なくなっていく…。

ストーリーに弾きこまれ、一気読み!政治・経済・外交が苦手な方にも、学びが多い1冊怒涛の展開に息を呑む 、熱い🔥政治エンタテイメント!

プロパガンダゲーム

作品:プロパガンダゲーム
著者:根本聡一郎

大手広告代理店の就職活動最終選考は「プロパガンダ・ゲーム」。

自国の領土を守るためのの戦争に賛成か、反対か? 最終選考に残った8人の大学生は、政府・レジスタンスの2チームに分かれて、SNS上の市民100人に「戦争の是非」を問う宣伝戦が繰り広げていく。

政治、広報、宣伝、… 私たちが触れる情報の多くには「誘導」が仕組まれている。私たちはいかに誘導されてしまうのか、そして、それを操る側は何を考えているのか、かみしめながら読みたい1冊

パッとしない子

作品:パッとしない子
著者:辻村深月

ぼくのことを、当時はパッとしない子だったって、あちこちで言ってるって本当ですか?

教え子で人気絶頂の男性アイドル 佑が、番組収録で母校を訪れる。10数年前、佑とその弟を授業した教師 美穂は、そのことで同僚や佑ファンの娘に羨ましがられてた。しかし、再開はゾッと背筋が凍るようなものだったー。

短編なのに非常にインパクトがある作品。佑が先生に言い放つ言葉は、ナイフのように読者の心をも抉る。
教師/生徒、どちらの視点で読むかで感想は大きく異なるはず。ただ、本作のテーマは他人事では決してない。何気ない言葉が一生相手を傷つけて怒らせてしまうことがあり、感情次第で記憶も作り上げられる。読者は最後までドキッとさせられっぱなし。

ナベちゃんのヨメ

作品:ナベちゃんのヨメ
著者:辻村深月

ナベちゃんの嫁(婚約者)がヤバい。なんで、親切で人のいいナベちゃんは、あんな子を選んじゃったんだ?!

大学時のサークル仲間がどよめく。ナベちゃんは非常識な嫁の言いなり。とにかく嫁を傷つけないように、友達からの電話対応すらセーブしている。しかし、なぜ!?
世の中には、「あの人、いい人だよね」と言われる人がいる。そんないい人だって、恋愛には強い興味・関心がり、大切にしたい/大切にされたいと思っている。女性はそんな「いい人」をどこか軽んじて友達付き合いをしていないかー。巷によくある光景への鋭い指摘に、読者はドキッ!

この世をば

作品:この世をば
著者:永井路子

NHK大河ドラマで、おっとりとした姿が描かれる藤原道長。時の権力者、関白・藤原兼家の三男坊。機転が利きカリスマ的な存在感を放つ長兄・道隆、野心家な次男・道兼に比し、平凡。とても、最高権威に上り詰める感じがしない。そんな道長がどのように、出世街道上りつめたのかー。

鍵は、姉・詮子、妻・倫子。そして道長の性格!
歴史の教科書で感じるイメージと全く異なる、人間・藤原道長の素顔が面白い!平安時代の文化も学べる。
NHK大河ドラマをより愉しみたいなら、読むべき歴史小説!

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

ページをめくる手が止まらない「ミステリー小説」

帝都地下迷宮

作品:帝都地下迷宮
著者:中山七里

鉄オタ(鉄道オタク)におすすめしたいミステリー小説

「廃駅マニア」の生活保護担当の公務員・小日向は、立入禁止の廃駅・萬世橋駅へと潜り込み、地下生活する謎の集団「エクスプローラー」と出会う。彼らは、政府が隠したい”ある事情”で太陽の下で生活できない社会的弱者。そこで、起こる殺人事件…
高速増殖炉・放射能事故、警察、公安… 小日向は彼の鉄オタ知識で社会的弱者を救えるのか!?
社会派ミステリーでありながら、内容軽めでサクサク読める。政府・権力に対する皮肉は健在!

逃亡刑事

作品:逃亡刑事
著者:中山七里

警部・高頭冴子のあだ名は〈アマゾネス〉。メンタル・腕力共に男性をも打ち負かす強者。事件を追う中、何者かの策略により、殺人事件の濡れ衣を着せらてしまう。殺人の目撃者 8歳の少年を守り、無実を証明するために逃亡した冴子に勝ち目はあるのか!?

ページをめくる手が止まらないノンストップ・ミステリー。中山さん得意の大どんでん返しはもちろん、男勝りの冴子が少年に対して時折抱く「母性」、そして、母の愛を知らずに育った大人びた少年が時折見せる「甘え」が実にいい!特に、ラストがいい!最後にほっこりで、顔がにんまりする!

アマテラスの暗号

作品:アマテラスの暗号
著者:伊勢谷武

岸田文雄首相が2023年の夏休み読書用に購入したことでも話題の小説。

世界的ベストセラーとなった「ダビンチコード」はキリスト教であるのに対し、本作は、日本神話の神「アマテラスオオミカミ(天照大神)」の謎に迫る!

緻密な調査をもとに書かれたストーリーに圧巻!作品内には様々な史実も登場。日本人のアイデンティティにもつながるテーマで、本書をきっかけに、日本のルーツについて、もっと知りたくなる!神社仏閣巡り・パワースポット巡りが好きな方は、行きたい場所が増える!

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

号泣・やさしい涙が流れる「ヒューマン小説」「感動小説」

ピアノマン~BLUE GIANT 雪祈の物語

作品:ピアノマン~BLUE GIANT 雪祈の物語
著者:南波永人

小説からジャズが聞こえる!魂の叫びが聞こえる!小説を読んでこんなに感動したのははじめて。

石塚真一さんの大人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』。本作は、映画版をピアノマン・沢辺雪祈の目線から描いたスピオフ作品。。原作マンガも映画も知らない人でも、圧倒的な小説の「世界観」と「熱狂」に引き込まれる!夢を目指すバンドマンの姿に何度もウルウル。一気読み&二度読み必至!何度目頭が熱くなったかわからない。完成度の高すぎに驚く音楽感動小説!

翼をください

作品:翼をください
著者:原田マハ

世界はひとつ。空は自由。 Freedom in the sky-

本作の最大のメッセージは「世界はひとつ」。第二次世界大戦の前夜、世界が覇権・領土を争い牽制しあう時代を生きた日米のパイロットたちの史実をもとにした、壮大なヒューマンドラマ。
空はどこまでも自由であり、人々を隔てる国境も存在しない!世界平和のために、自分は飛ぶ!

敵国同士のパイロットが手を取り、長距離飛行に挑む様に胸が熱くなる!心震える!涙出る!一気読み必至!

余命10年

作品:余命10年
著者:小坂流加

あと10年しか生きれないとしたら、どう生きるかー

高齢者を別とすれば、余命10年を、まだまだ人生長いと悠然と構えることなどできない。短い人生をいかに生きるか、余命10年と知った若い女性のラブストーリー。

涙必至の感動小説。読了後、いかに生きるかを問われる作品。さらに、本書がスゴイと思ったのは、「迫りくる本物の死のリアル」「死の恐怖」が描かれていること。「いかに後悔せずに「生」を全うできるか」と自分に問わずにいられなくなる!

生きてさえいれば

作品:生きてさえいれば
著者:小坂流加

生きてさえいれば、〝ほんとうの幸〟を見つける旅が続けられる。

著者の小坂さんが重い病の上、亡くなられた後に存在が明らかになった作品。病気に侵され、もはや自由に動き回ることすらできなくなった女性を中心に話が展開するが、決して苦しみ・悲壮感だけの作品ではない!

時間を超えてクロスしていく人間関係の妙(縁)や、悲しみや絶望を乗り越えた先にある「生きる希望」に心が熱くなる。
ストーリー展開が絶妙。読了の再読必至!2度読んでも号泣😭

最後の医者は桜を見上げて君を想う

作品:最後の医者は桜を見上げて君を想う
著者:二宮敦人

自分の余命を知った時、あなたはどうするか?
死を肯定する医者×生に賭ける医者。対立する二人の医者と患者の最後の日々。死を前にする患者・意志のホンネや苦悩が垣間見える医療小説。涙必至!

自分が、「余命を告げられる患者」だとしたら、死を受け入れる最後を穏やかに過ごすことを目指す意思と、リスクをとっても生に賭ける意志、どちらに意見される方が嬉しいか、考えさせられた。「死生観」は持っておきたい。

夏美のホタル

作品:夏美のホタル
著者:森沢明夫

登場人物は極々平凡な人たち。
駆け出しのカメラマンとその彼女。そして、たまたまツーリングで出かけてトイレを借りに立ち寄った、山奥のぽつんと古びた田舎の商店「たけ屋」の老夫婦。そして、その近所に住む、気難しい爺さん。

ひょんな出会いで巡り合った人たちの、とても柔らかな関係に、忙しいと忘れてしまいがちな「大切な何か」に気づかされる。。

じんわりと、温かな、やさしい涙が流れる小説!もし、今、気持ちが殺伐としているなら、そんな、あなたにお勧めしたい!

水曜日の手紙

作品:水曜日の手紙
著者:森沢明夫

誰かの言葉があなたを変える。 あなたの言葉も誰かを変える。そうして世界は変わっていくー

水曜日の出来事を綴った手紙を送ると、見知らぬ誰かの日常が記された手紙が届くという「水曜日郵便局」。今の自分を変えたい!変えなければならない!と思いながらも、平凡な毎日を過ごしている普通の人。今の自分を冷静に見つめ、そして、書き綴った綴った手紙が、誰かのハートに火を灯し、受け取った人の人生・未来を変えていく――。たとえ、それが、本当の自分ではなく、理想の自分を描いた偽りの姿であったとしてもー。

ほっこりあたたかい話に感動の涙がほろりと流れる。そして、読者の心にも「何かをはじめなきゃ!」という気持ちがともるはず!

ヒカルの卵

作品:ヒカルの卵
著者:森沢明夫

「俺、店を出すぞ」。自称・ツイてる養鶏農家のムーさんは、美味しい卵を多くの人に食べてほしいという思いと、村の活性化を目指して、限界集落の森の中に「卵かけご飯専門店」を出すことを決意。親友・村の人に大反対されるも、自分の養鶏場を担保に、金融機関にお金を仮、計画を推し進めるー。

紆余曲折を経ながらも、「想い」は村の人、そして、ビジネスをつなげていく。そして、何気ない会話の中にある「やさしさ」に心温まり、また、幸せになるために大切なことも教えられるハートフル小説💕

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら

作品:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら
著者:汐見夏衛

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。家を飛び出し、目覚めるとそこは70年前、戦時中の日本だった…。そこで出会った、誠実で優しい男性。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸け戦地に飛び立つ運命だった―。

いわゆる「戦争時代へのタイムスリップ小説」。話の展開が予想できてしまうも、それでも、戦争小説はうるうるする…。

日本人は「お国のために死ぬことが美徳」とされた時代があった事実を忘れてはいけない。「お国のため=支配階級のため」であり、「国民のため」ではない。国のスローガン・政策に盲目的になるのはやめよう。

純喫茶トルンカ

作品:純喫茶トルンカ
著者:八木沢里志

東京・谷中の路地裏にある喫茶店を舞台とした、3つのちょっと切なくもなるけどハートフルなストーリー。

3つのお話に共通するのは「再開」悲しい過去を背負った3人。思いがけない再開で、辛かった過去を思い出し、心を乱すも、次に進むための「何か」をつかんだり、大事なことに気づく

主人公は、性別も、性格も、生き様もバラバラ。自分の苦い過去と重なる人もいるはず。3話とも話はバラバラだけど、ラストがとてもいい!心温まり、いい人生を生きたいなと思わせてくれる!

しあわせの香り

作品:しあわせの香り
著者:八木沢里志

コーヒーの香りに、辛い気持ち・荒んだ気持ちが和らいだ経験はありませんか?

東京・谷中の『純喫茶トルンカ』を舞台にした物語の弟2弾。常連・千代子おばあちゃんの恋、トルンカの看板娘の幼馴染・浩太の憂鬱、トルンカの常連・絢子の旅立ち… など、3つのほろ苦くも、どこかほっこり優しい気持ちになるストーリーが展開される。
苦い経験、憂鬱な日々、自己嫌悪など、人生は悩みだらけ。しかし、心通わされる人・安らげる場所に支えられながら、人は成長していく。トルンカは、悩める人の気持ちを救済してくれる「癒しの空間」。きっとあなたも、本書を読みながら、そんな「居場所」が欲しくなるはずです。

神様の定食屋

作品:神様の定食屋
著者:中村颯希

両親を事故で失った哲史は、妹とともに定食屋「てしをや」を継ぐことに。でも、哲史は全く料理ができない。神社で愚痴っていたら、神様が現れて、大事な人に大事な思いを伝えられずに亡くなった魂を哲史に憑依させるという荒業で、魂と哲の思いを叶えていく―。

どの話も、とにかくハートフル。人生には、たとえそれがお店で提供されるものでも「温かく、おいしい料理」が必要。おいしい食事は「笑顔」も連れてくれる。気持ちほっこり、優しい涙が流れる作品。続編もあり。

月の裏に望む

作品:月の裏に望む
著者:ことわ荒太

6章からなる短編小説。章ごとに別の作品と思いきや、読み進めると各章の主人公が思わぬ形でリンクし始めるー。
大人の恋愛小説だが、ミステリー的でもある。主人公ごとに合わせ、章の作風も随分異なる。

繕ったり、偽ったりしているわけでなくとも、人との関係性が違うと、「人は違う顔を見せる」。タイトルの「月の裏」は「人の見えない側面」の象徴。出会い方によって異なる別の顏を味わってほしい。ちなみに私は3章が好き!

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

未来はどうなるのか?深い洞察が得られる「近未来SF小説」

1984年

作品:1984年
著者:ジョージ・オーウェル

ディストピア・近未来小説の最高峰。全体主義により監視社会化した近未来世界で繰り広げられる「恐怖社会」を描く。

読者に「社会(支配)や人間の本質」、そして、現代社会人がそれらの罠に知らず知らずはまっていることを気づかせてくれる名著。全体主義を批判というレベルを超越し、現代人に対しても、「今の現在進行する社会の危機」にも警鐘を鳴らす。こんな芸当ができるのも、オーウェルの人・社会の本質を見る目が確かだからに他ならない!

タイムマシン

作品:タイムマシン
著者:H・G・ウェルズ

主人公が時空を超えていく先は80万年後の世界。
タイムマシンが登場する、ドラえもん、バック・トゥ・ザ・フューチャー、スタートレックといった科学技術が超進化を遂げた世界はそこにはない。そこにあるのは「技術、そして、人の退化」。
なぜ、人類はこんな風に進化してしまったのだろうと想像力を駆り立てられる。そし、健全な進化とは言えない退化に「人間の成れの果て」を見る、考えさせられる一冊。

地底旅行

作品:地底旅行
著者:H・G・ウェルズ

知的好奇心を刺激されるSF冒険譚!空想科学小説の父と呼ばれるジュール・ヴェルヌの代表作

鉱物学教授リーデンブロックは、骨董屋で入手した手書きの古典から、暗号が書かれた1枚のメモが滑り落ちた―。難解な暗号を読み解くと、そこに書かれていたのが、「地球の中心にたどり着けるという秘密の入り口の存在」という驚くべき内容であったー。
狂人的なポジティブさで地底を冒険する教授とその仲間の冒険は、ワクワク・ドキドキで、一気に読めてしまう!古生物学を織り交ぜた教養的な描写は、ヴェルヌならでは。科学好きな人も大満足のSF小説。

宇宙戦争

作品:宇宙戦争
著者:H・G・ウェルズ

軍さえ太刀打ちできない火星からの侵略者に、人々のパニック・絶望を描いたSF大傑作。

突然やってきた宇宙人が地球を侵略。最初は軍が宇宙人を打ち負かそうと戦闘するも、地球人より進んだ文明を持つ宇宙人に、立ち向かう術を持たないことが明らかにー。パニック状態・絶望の中で、人はどうなるのか、非常に深い洞察が得られる小説。生き残るために闘うか、それとも、とにかく逃げるか。それでも、家族が襲われたら….
火星人は「タコ」のような容姿というイメージがあるが、このこのイメージは本作によるもの。そのぐらい影響力があったSF小説!登場人物の恐怖に、読者も心臓がキュッ~と締め付けられる!

東京大地震2023

作品:東京大地震2023
著者:柘植 久慶

東京で巨大地震が発生すると、どうなるのか?リアル感を持って描いた1冊

東京の東は水、西は火の海に。その時、自分はどう行動するか?自宅にいるとは限らない。東京のどの場にいるときには、どう動いた方が生存確率を高められるか、小説を読みながら学べる。

防災本では、理路整然と対処法が語られるが、そこには人の「焦り」「痛み」「判断間違い」は描かれない。小説では、愚かな判断・行動をとる人、醜態を見せる人間も描かれる。その追体験もリスクへの備えとなる!

おうむの夢と操り人形

作品:おうむの夢と操り人形
著者:藤井太洋

人の言葉や感情を認識して対応する人型ロボット「パドル」が、社会の中で機能する近未来を描いたSF近未来短編小説。

昨今のAI技術の進化は目覚ましい。しかし、それもロボットに警戒感があるのは、たとえ、やさしい声をかけられても、会話を重ねれば、自分を深く理解してくれる相手になり得ないとわかるから。
では、どんな会話なら、人間はロボットを快く受け入れるのかー。それが「オウム返し」。ロボットが経営トップになっても会社は機能するのか!? 機能するなら、そのとき人はロボットとどんな関係を築くのか?ロボットと人が共に暮らす未来に興味がある方におすすめ!

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

笑える!着眼点・発想が面白い! 「エンタメ小説」

最後は臼が笑う

作品:最後は臼が笑う
著者:森絵都

これは面白い。なんとウィットに飛んだ作品か!一筋縄ではいかない大人のための恋愛短編小説。

主人公は、ろくでなしな男に引っかかり続けてきた関西人・公務員の桜子。しかし、ダメ男にも「1点の愛らしさ」があるもので、それを彼らの中に見出すことが生きがい。しかし、ある日、出会ってしまった「一分の隙もない完全な悪の男」。

女性の自尊心を傷つけることを続ける男にどう立ち向かうか!予想外の展開に笑い😝

雨の日も晴れ男

作品:雨の日も晴れ男
著者:水野敬也

明るく能天気なアレックス。ある日から突然、不幸が襲い掛かる。不幸の理由は「神様のいたずら」。最初は会社への遅刻、上司の意地悪など小さな不幸が、次第にエスカレート。リストラ、自宅が火事、妻子が家を出ていく等。さすがのアレックスも耐えきれなくなってしまう…結果、困ってしまったのが神様。そして、神は大事なことに気づかされることに。

「神が大事な気づかされる」という通常なら逆の発想が面白い。アレックスのバカがつく明るい思考からは元気がもらえる!

天上の飲み物

作品:天上の飲み物
著者:三浦しをん

天上の飲み物ーー 血のような赤い液体「ワイン」。俺を生かす、「血」に似て非なる液体。しかも、飲めば温まり、俺でさえ、恋人と体温を共有できる。愛する人を、傷つけず、損なわず、ただ与えあえることができる素晴らしき飲み物。

主人公の後藤は酒屋の二階に住む大学生。しかし、それは世を忍ぶ仮の姿。「吸血鬼」は、死なない、死ねないからこその悩みがある。女性とのお付き合いもその一つ。
サクッと読める超短編。ユーモラスでちょっとせつない恋物語。

なるへそ

作品:なるへそ
著者:池井戸潤

会員制の寿司屋で繰り広げられる、悩み&謎解き相談。今回の悩みは落語家・ごぼうの恋の悩みー。意中のあの人は見つけられるのか!?

リズムよく展開する短編謎解き小説。ストーリー全体が落語の小話のようで、人間味に溢れる。しかも、最後の最後のオチににんまり😆 落語ファンにもおすすめしたい。普段のゴリゴリのビジネス小説・ミステリー小説とは違う池井戸潤さんの作風も楽しめる。

君と夏が、鉄塔の上

作品:君と夏が、鉄塔の上
著者:賽助

中学三年生の僕は「鉄塔オタク」。夏休みのある日、破天荒な女子・帆月から「公園の横にある鉄塔って何か特別?」と尋ねられたことから始まる夏休み青春ストーリー。

中学生の幼さと成長。彼らの初々しさと夏の空の青さがマッチした情景が目に浮かぶ作品。作者ご自身が「鉄塔オタク」で、鉄塔への愛が溢れる💕
田んぼに鉄塔が連なる風景。子供時代を過ごした、田舎の夏休みの思い出がいい思い出としてよみがえった!

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

自分を変えたい!やる気がUP!「自己啓発小説」

仕事は楽しいかね?

作品:仕事は楽しいかね?
著者:デイル・ドーテン

将来への希望もなく日々仕事に追われる「私」。大雪で足止めされた空港で、一人の老人と出会い、会話を始める。

試すこと、日々変化が必要であること、偶然を見落としていることなど、「私」は老人との会話で、自分の考え方が間違っていたことに気づかされる! 自分を振り返る「私」の姿は、仕事に不満を持つあなたと重なるはず!自分を変える1冊に!

夢をかなえるゾウ

作品:夢をかなえるゾウ
著者:水野敬也

お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで。

ダメダメな僕のもとに突然現れた関西弁を話すゾウの神様“ガネーシャ”
累計400万部突破のビジネス自己啓発小説。歴史上の偉人の教えを元に、なるほど納得できる「夢をかなえる方法」を楽しく教えてくれるエンターテイメント自己啓発書。
その他の巻も読み放題対象。それぞれ学びのテーマが異なる。1巻「自分を変えたて成功したい」、2巻「お金とうまく付き合い方」、3巻「嫌いな仕事を好きになりたい」、4巻「成功より、幸せをつかみたい」

賢者の書

作品:賢者の書
著者:喜多川泰

絶望し、前向きな気持ちやモチベーションを失ってしまったとき、自分を励ましてくれたり、生き方を変えようと奮起させてくれる「言葉」との出会いは大切
そんなあなたに「生まれ変わるきっかけ」を与えてくれる1冊。

運転者

作品:運転者
著者:喜多川泰

なんで俺ばっかり…。
こんな言葉が思わず口から出てしまう、仕事に悩み、自分の人生・生き方に疑問を感じている人に勧めたい。読み終わるころには、報われない人生なんてない!と腹落ちし、心からの「生きる力」「感謝の心」が沸いてくる!

ライフトラベラー

作品:ライフトラベラー
著者:喜多川泰

人生を変える旅。私の場合も、人生を変えたのは不自由なひとり海外旅行でした
ただし、人生を変えてくれる大切な経験・体験を与えてくれた貴重なチャンスだったと気づいたのは、5年・10年と随分時間が経過してからのこと。本書はそれを、読むだけで気づかせてくれる。
思っていても、行動しなければ始まらない。不自由な海外旅行に出かけよう!準備万端・荷物万端で出かける必要なんてない。小さな荷物だけ持って飛び出そう!

株式会社タイムカプセル社

作品:株式会社タイムカプセル社
著者:喜多川泰

人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる。

人生は山あり谷あり。順風満帆の期間は短く、人生につまづきを感じつつ悶々と過ごす日々、自分らしく生きていないと感じる期間が圧倒的に長い。人生、再出発したい、そんな思いを持つ人たちに必要な「心に火🔥を灯してくれる言葉」と「気づき」が溢れる!最近の自分は「やる気がない」と思っている方にもおすすめ。

成長マインドセット

作品:成長マインドセット
著者:吉田行宏

『成長』の本質や原理原則がわかれば、人生が劇的に変わる!
ストーリーで、「成長とは何か」、「成長を阻害するもの・加速するものは何か」を指南。読めば、なぜ自分が、思うように目標に到達できずにいたに「はっ」とさせられる。
人生、何度となく読み返し、自己成長に活かしたい1冊

四つ話のクローバー

作品:四つ話のクローバー
著者:水野敬也

「4つ葉のクローバー」になぞらえ、幸せになるためのヒント(考え方・価値観)がちりばめられた4つのショートストーリー。

どの話も面白くためになりますが、私が最も好きなのは「第二話」。大みそかの夜。「紅白歌合戦」をはるかに凌ぐ視聴率番組「ハッピーコロシアム」での最終決戦。『日本人はどう生きたら幸せになれるのか?』の熱いバトルを繰り広げられる。最終決戦で勝つのは、『感謝』で幸せに包まれる 天海氏 VS 『ワクワク』が興奮・原動力の源!真田氏か!?文句なしの面白さ!

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

お金・金融について学べる「経済小説」

おカネの教室

作品:おカネの教室
著者:高井浩章

平凡家庭に育つ中2の僕が突然放り込まれた「そろばん勘定クラブ」。そのクラブで行うことは、ちょっと変わったお金の勉強。

リーマン・ショック(強欲資本主義)から、「かせぐ/ぬすむ/もらう/かりる/ふやす」とは、長期投資、格差問題など、中学生でも分かる平素な言葉でストーリーで「おカネの教室」が展開
中学生の時に同じような学びがあったら、もっと早くからお金と賢く付き合えたのに!と、悔しさすら感じてしまう!金融リテラシーが低いとお感じの方は、大いに学びあり!

バビロンの大富豪

作品:バビロンの大富豪
著者:ジョージ・S・クレイソン

冨とは、手に入れるための単純な法則を理解し、それを守りさえすれば、いくらでも手にすることができるー

1920年代に書かれたマネーが学べる不滅の名著。>社会背景、経済情勢等々大きく変化した100年後の現代でも通用する「財を成すための不変の法則」がココに。蓄財のためだけでなく、幸福な人生を手に入れるためにも役立つ!

塩漬投子は損切りしない

作品:塩漬投子は損切りしない
著者:アノニマス文庫

舞台は、経済破綻した日本。国民の7割がやむを得ぬ事情で自らの「人間株」を発行し、売却資金で生計を立てる。大人は子供を養育する資金を確保できず、高校生すら自らの資金を稼がなければいけない。そんな世界で、「自分株が上場廃止」という窮地に陥った高校生。カリスマトレーダーと出会い、株式上場廃止の食い止めに挑む!奮闘エンターテイメント小説。

舞台設定が面白い。ストーリーを楽しみながら、経済、国家政策、株式投資、特に、仕手戦心理についても学べる!

トップ・レフト 都銀vs.米国投資銀行

作品:トップ・レフト 都銀vs.米国投資銀行
著者:黒木亮

日系自動車メーカーの海外工場建設のため、巨大融資案件がもちあがった。大手邦銀ロンドン支店次長・今西は、国際強調融資の主幹事(トップ・レフト)を獲得すべく交渉を開始するがー

今でこそ、時々耳にする敵対的買収(TOB)など、食うか食われるかの熾烈な戦いが、緻密、かつ、リアルな筆力が描かれる。発刊から月日が経過しているものの、臨場感を感じながら面白く読める!

巨大投資銀行

作品:巨大投資銀行
著者:黒木亮

舞台は80年代。邦銀を辞め、ウォール街の巨大投資銀行で働く桂木英一。巨額のM&Aや証券引受で勝機をつかみ、一流のインベストメント・バンカーへ。しかし、世界規模の金融不安がー。

投資のプロたちが繰り広げる駆け引き・複雑な取引が見どころ。投資銀行の内幕をスピード感とリアリティをもって描き出す、国際経済小説の金字塔!

会社を潰すな!

作品:会社を潰すな!
著者:小島俊一

倒産寸前の赤字書店への出向を命じられた銀行マン・鏑木健一が経営立て直しに奔走する痛快エンターテイメント企業再生小説。鏑木が出向して分かったのは、社長の経営無知。さらに、崩れた人間関係。しかし、鏑木の奮闘により、社内にも変化が。

ストーリーを通じて、「決算書の読み方」「マーケティング」「マネジメント」の基本も学べる!経営を学びたいビジネスマンにおすすめ。

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

読んでおきたい名作「日本の文豪 純文学」

人間失格

作品:人間失格
著者:太宰治

恥の多い生涯を送って来ましたー。

主人公は、東北の大金持ちの息子・大庭葉蔵。散財し、女を抱き、廃人同様のモルヒネ中毒に。

自分への価値を見いだせず、努力より「ラク」を求め、酒、女、たばこ、薬、ギャンブルに依存し、自堕落な主人公の大庭葉蔵の自堕落さ。読者は、葉蔵の弱さ(の一部)が自分と重なることに気づかされる。
人間の内面をえぐる表現とストーリーに、ただただ脱帽。文豪、太宰治の代表作!日本人なら読んでおくべき1冊。

斜陽

作品:斜陽
著者:太宰治

戦前、華麗なお屋敷暮らしをしていた貴族階級の貴婦人かず子。彼女にとって、本当の戦いは戦後にあった…

没落していくある貴族の家庭を描いた太宰治の代表作。「斜陽族」という意味の言葉を生みだすほどの影響力があった作品。

時代の変わり目、生き方を変えない者は、淘汰され、没落してしまうとストーリーを通じて教えられる。過去の栄光にすがることなく、変化して生きよう。

こころ

作品:こころ
著者:夏目漱石

親友を裏切って恋人を得た。しかし、親友は自殺した。増殖する罪悪感、そして焦燥ー

人間の内面を描いた、夏目漱石の名作

エゴイズムと心の機微、そして、心の葛藤。小学生の私には本作の良さが分からなったが、大人の今なら、多くの人に読み継がれるかが分かる。日本で、最も読まれた小説1位・2位を争う作品(もう1冊は「人間失格」)。教養としても読んでおきたい。

吾輩は猫である

作品:吾輩は猫である
著者:夏目漱石

吾輩は猫である。名前はまだ無いー。

あまりにも有名な夏目漱石の代表作であり、処女作。猫を通じて、当時の社会を批判する小説だが、結末をご存知?
知らない人は結構多い。最後の結末に、(いろんな感情を含んで)「え~!」となること間違いなし。

山月記

作品:山月記
著者:中島敦

なぜ自分は虎になったのか―。
臆病な自尊心と、尊大な羞恥心が、心のうちに潜む虎となり、家族や友人を傷つけ、我を本当の虎にした…

高校の教科書で断片的に学んだだけではこの小説の良さは絶対にわからない。中島敦の文章の美しさは、「天才」。美しい文章で、虎になった李徴の悲痛な叫びを味わいたい。

李陵

作品:李陵
著者:中島敦

中国・前漢の時代、李陵、司馬遷、蘇武の3人が三人の人物が辿ることとなった数奇な人生を描く。史実を扱いながらも、登場人物たちの苦しみ・葛藤が伝わってくる中島敦の傑作。人間性・生き方を考えさせられる。

細雪

作品:細雪
著者:谷崎潤一郎

衰退しつつある大阪の名家を舞台に、4姉妹の日常生活の明暗がつづられる。

テーマは昭和初期の女性の婚活。4人も姉妹がいれば、それぞれに、幸せな結婚・不幸な結婚・相手の身分など、「結婚」にも差がついてしまう。しかも、名家ともなれば、いろいろややこしさもある…。
上流階級だからこの「女性の結婚」の面倒を、当時の時代背景と共に学びたい作品。

痴人の愛

作品:痴人の愛
著者:谷崎潤一郎

15歳の美少女・ナオミを見初めて養うことを決意した会社員の譲治。幼く従順だった少女は肉体的にも成熟。贅沢・わがまま三昧だが、それを上回る魅力が男たちを翻弄する…。
美しいが淫乱・わがままなナオミに翻弄される譲治はまさに「痴人=愚か者」。
若者たちが皆、西洋文化に憧れていた大正時代、女の魔性とそれに跪く男の陶酔を描く。あきれるほどゲスいストーリーにも関わらずも、その世界観に引き込まれてしまう谷崎潤一郎の不朽の名作。

羅生門

作品:羅生門
著者:芥川龍之介

京の都が、天災や飢饉でさびれすさんでいた頃。荒れはてた羅生門に運びこまれた死人の髪の毛を、一本一本とひきぬいている老婆。それを目撃した男は、生きのびるために、悪事を働こうとするー。

餓死者が続出し、人の心がすさむばかり時代を生きた人々の心が描かれる。
授業で読むだけでは、本作の良さは分からない。大人になって、文学として通読した時、この小説のすばらしさが改めてわかる。短編なのに凄い読み応え!

白痴

作品:白痴
著者:坂口安吾

今まさに、死んでしまうかもしれないという戦火の中、この白痴の女を何とか救いたいと心の底から思った男。しかし、戦果を逃れた数時間後、女のことを「豚そのもの」であり、面倒だと感じてしまう、男の心の変化が巣覚ましい。

今の時代に読んでもかなりセンセーショナルな「表現」と、人間の刹那的、かつ、エゴまみれで二面性のある「心の変化」に強いショックを受けること間違いなし!

桜の森の満開の下

作品:桜の森の満開の下
著者:坂口安吾

今でこそ桜は日本人が最も愛する木。しかし江戸時代までは桜の下では人が狂ってしまう恐ろしい木だと認識されていた。

怪奇にして、残酷。本作も「白痴」同様、人間のダークサイドが衝撃的なストーリーで描かれる。

銀河鉄道の夜

作品:銀河鉄道の夜
著者:宮沢賢治

貧しい家庭に育つジョバンニは、不思議なキッカケで、夜空をかける「銀河鉄道」に出会い、乗り込み、生について考えさせられる不思議な体験をするー。

あまりに有名な宮沢賢治の代表作。しかし、この作品も結末どころか、内容すら知らない人多し。ジョバンニは、素敵な体験もするが、結末は…結構悲しい。美しい、そして、切ない!

D坂の殺人事件

作品:D坂の殺人事件
著者:江戸川乱歩

「私」と明智小五郎で古本屋へ入ると、店の奥の部屋に古本屋の妻の死体があった。犯人はいったい誰なのか?

日本における本格推理ホラー小説の草分けである江戸川乱歩による短編探偵小説。「名探偵コナン」の毛利小五郎の名前の由来ともなった世紀の名探偵「明智小五郎」が初めて登場した記念碑的作品。名探偵コナンもいいけど、こちらも読んでみて!

人間椅子

作品:人間椅子
著者:江戸川乱歩

美しい女性の作家であった佳子は、大量のファンレターが届けられるほどの人気作家。ある日、「奥様」という書き出しで始まる長い手紙に出会う。気味悪さを感じつつも、椅子に座って、読み進めていくと…。

おぞましい結末に鳥肌必至のホラー小説。

ドグラマグラ

作品:ドグラマグラ
著者:夢野久作

時計の音で目を覚ました「私」。いるのは精神病棟。自分の過去はおろか、名前すら思い出せない…。どうやら、私は、ある殺人事件に関わっているらしい…

難解、頭がおかしくなるとも言われる不思議な長編ミステリー。「夢Q」という愛称で今でも読者を離さない夢野久作。「日本探偵小説三大奇書」に数えられるなど、時代を超えて多くのファンを獲得。理解は難しいが、じっくり味わいたい「癖」のある作品。

檸檬

作品:檸檬
著者:梶井基次郎

学校の教科書でも習った「檸檬」。大人になって、人生経験を積んでもう一度読んでみよう。
31歳という若さで亡くなった、梶井基次郎の不屈の名作。その他作品からも、人間の苦悩、不安、焦燥がひしひしと伝わる。

桜の樹の下には

作品:桜の樹の下には
著者:梶井基次郎

桜の樹の下には死体が埋まっているー

桜が美しいのは、樹の下に埋められた動物や人間の死体からの養分が、死体に絡んで養分を吸い取っているからだと、「俺」が桜の美しさの独自理論を説く。なんとも突飛でグロテスクな発想だが、妙に説得力あり。それは、桜にはどこか「妖艶さ」があり、「死」を連想させるからかもしれない。
上述の坂口安吾「桜の森の満開の下」と合わせて読みたい。

舞姫

作品:舞姫
著者:森鴎外

若くしてベルリンに留学したエリート官僚・豊太郎。異国の地で出会った貧しい踊り子・エリスに熱を上げる豊太郎は免職に。しかし、友人の紹介で大臣に随行し、その仕事ぶりが認められ、復職のチャンスが巡ってくる。「愛」と「出世」を天秤にかけ、大臣と共に日本に帰国することを決めるー。

「愛」か「仕事」どちらを選ぶか?は古から変わらぬ男と女の大問題。あなたは、どう思う?自分に問いながら、本作を読んでみてほしい。

高瀬舟

作品:高瀬舟
著者:森鴎外

高瀬舟は、罪人を京都から大阪まで送る罪人船。ある日、庄兵衛は、喜助と言う罪人を船で護送する。罪名は「弟殺し」。しかし、それは、死から逃れることのできない運命に苦しむ弟を、楽にしてやりたい思いからの者であったー。

殺害は、本当にそれは弟を救うためだったのか?苦しむ弟を見たくないと思う「自分」を救う殺人だったのではないか。安楽死を問う深い小説。

破戒

作品:破戒
著者:島崎藤村

封建的身分差別が残る明治時代。主人公は、えたという身分で生まれた差別部落出身者。しかし、現在は、父の戒めを守り、素性を暮らして教師として生きている青年。被差別部落の解放を訴える運動家を尊敬・感化し生きているが、彼の素性を疑うものが現れ、穏やかな暮らしが崩壊していく…
日本の悪しき歴史、不都合な真実を知るためにも読んでおきたい。

蟹工船

作品:蟹工船
著者:小林多喜二

北洋オホーツクで蟹を獲り缶詰に加工する工場船「博光丸」。貧しい労働者たちが、不衛生な環境、長時間労働を強制の元、働かされた現実を描いたプロレタリア文学。

富裕な支配層に虐げられる労働者が直面した過酷な労働の様子が、これでもかと描かれる。

現代社会でも、富裕層と貧乏人の二極化は問題。しかし、軍閥支配の進む昭和初期は、貧乏人は「人」ですらなかった…日本の黒歴史を文学で!

浮雲

作品:浮雲
著者:二葉亭四迷

秀才だが世情に疎く、要領の悪い青年官吏・内海。自意識ばかりが高いために官吏の職を失い、慕う女性すら友人に奪われそうになるー。

日本の知識階級を、一人の苦悩する人間として描く。旧時代な祖母と、学問に秀でた近代的な娘の対比で、当時の「社会における女性」を描かれている点ポイント。明治期にあって、文章に口語・俗語を取り入れた、「日本初の近代文学」としても名高い。移り変わる日本が垣間見える名著。

金子みすゞ名詩集

作品:金子みすゞ名詩集
著者:金子みすゞ名

東日本大震災時、震災被害を、自分のこととして感じる一つのきっかけを与えたの詩 『こだまでしょうか』。

辛く当たれば、相手は自分につらく当たる。でも、優しく話しかければ、相手はやさしく答えてくれる。震災で傷ついた日本人に、日々の忙しさの中で忘れていた「いたわりの心の大事さ」を思い起こさせた。
本作は、『こだまでしょうか』を含む、明治の童謡詩人金子みすゞの名詩を93編収録。詩集に広がるのは、派手なことが一切ないない日常の風景。しかし、少ない文字の中から、みすゞの思いが伝わってくる。いい詩は人の心を打つ!

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

世界が認めた!「海外文学」「世界的ベストセラー」

動物農場

作品:動物農場
著者:ジョージ・オーウェル

動物を登場人物にして、社会の権力者/平民の権力構造社会をまざまざと描き出す。支配する側は強欲、一方で、支配される側も愚民であるが故、支配される。権力支配について深く考えさせられる1冊。

星の王子さま

作品:星の王子さま
著者:サンテグジュペリ

サンテグジュペリの大人気本「星の王子さま」。読んでないなんて損してる!いわゆる「不思議ちゃん」な王子様の発言はとても、哲学的であり、道徳的!大事なことを教えてくれる児童書。

レ・ミゼラブル

作品:レ・ミゼラブル
著者:ヴィクトル・ユゴー

貧さからパンを盗み投獄されたジャン。出所後、ある司教に出会い、やさしさに触れることで、荒んだ人生から、正しく生きる人生を歩み始める。名著と言われる感動が、ここにあり!

クリスマス・キャロル

作品:クリスマス・キャロル
著者:ディケンズ

クリスマスの前夜、老守銭奴スクルージのもとに、3人の幽霊が現れる。冷血な自分には不幸な未来しかないことを知ったスクルージ。回心を決意し、優しさを取り戻す。

今の自分の生き方はこれでいいのか…と深く考えさせられる小説

シャーロック・ホームズの冒険

作品:シャーロック・ホームズの冒険
著者:アーサー・コナン・ドイル

世界が知る推理小説の金字塔。もはや、多くを語る必要がない作品。ミステリーを読むなら、シャーロック・ホームズシリーズは是非とも読んでおきたい。

本作は、短編集で最初の1冊としても読みやすい。シリーズ最初の1冊に最適。

老人と海

作品:老人と海
著者:ヘミングウェイ

84日間もの間魚を釣ることができず、周囲の漁師からもバカにされた年老いた漁師サンチャゴ。しかし、そんな彼の竿に巨大なカジキがヒットする。壮絶なカジキとの格闘、そこに現れるサメ… 戦いの末、彼は何を手に入れたのか。
若い時に読んでもつまらない本かもしれない。しかし、人生経験を経て手に取れば、小説のすばらしさに気づかされる。
ノーベル文学賞とピューリッツァー賞を著者にもたらしたベストセラー

車輪の下

作品:車輪の下
著者:ヘルマン・ヘッセ

周囲の人々の期待にこたえようとひたすら勉強にうちこみ、神学校の入学試験に通った少年ハンス。
しかし、規則づくめな学校生活に耐えられず、少年らしい犯行心に駆り立てられ、様々な抵抗を試みる。同性への恋、ドロップアウト… 少年期の繊細な心を描いた作品

変身

作品:変身
著者:カフカ

主人公グレゴールはある日ベッドで目を覚ますと自分の姿が毒虫に…たちまち崩壊していく家族との関係…
毒虫というのは「変わり果てた一個人の象徴」。受け入れないほどに変わり果てた家族を、受け入れ、愛し続けることができるのか?という厳しい現実を見せる、海外文学最高傑作。
現代社会の痴呆・介護問題などを照らし合わせると、全く他人事ではない。人間・家族・愛について深く考えさせられる。

マクベス

作品:マクベス
著者:シェークスピア

シェークスピアの四大悲劇(「ハムレット」「オセロー」「リア王」「マクベス」)の1作品。
予言がキッカケで、王になりたいという「欲」に負け、王を殺害を殺害したマクベス。その結果、悪事がバレるのではないかと精神を病むことになる。
人間のダークサイドについて考えさせられる。人間の欲深さ、そして、欲に負け悪事を働き、その後、自分の悪事がバレないかとの精神を病むほど心身が置かされてしまう人の心模様の表現はさすが。読むべき一冊。

ハムレット

作品:ハムレット
著者:シェークスピア

小さな歯車の掛け違いが招いた、悲劇の連鎖…。「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」「なすべきか、なさざるべきか、それが問題だ」というフレーズに代表される通り、深くいストーリー
「人間という生き物」「復習」「不幸の連鎖」など、人間のダークな面を浮き彫りにする作品

ピノッキオの冒険

作品:ピノッキオの冒険
著者:カルロ・コッローディ

多くの人が知るピノキオはディズニーファンタジー。原作とは別物!ピノキオは相当に素行の悪い問題児。貧困、飢え、社会の不正・不平等、悪、恐怖、不条理など、本書が書かれた当時のイタリア社会への不満も描かれる。ギャップを楽しみたい作品。

グレート・ギャッツビー

作品:グレート・ギャッツビー
著者:フィッツジェラルド

ニューヨーク郊外の大豪邸で毎夜豪華なパーティーを主催している謎の人物ギャツビー。彼がここまで富を築き上げたすべては、かつての恋人を取り戻すため。しかし、歪んだ異常な愛は悲劇を招く。
村上春樹も愛読するアメリカ文学の代表作。いくら裕福でも「愛」を勝ち取れるとは限らない。むしろ、歪んだ愛は危険。もっとやり方はあったはずなのに…第一次世界大戦後の喪失感漂うアメリカ社会の雰囲気が、主人公の虚しさを挽きたてている点も、見逃せない。

野生の叫び声

作品:野生の叫び声
著者:ロンドン

時代はゴールドラッシュ全盛時代。社会がお金第一の資本主義に向かい中、野心家たちは新たな一攫千金を求め、極寒のアラスカに向かう。本作の主人公は犬のバック。元々裕福な家庭の飼い犬だったが、盗まれ、いぬぞり犬として生きていくことを強いられるー

バックの目線で、❶人間とはいかなる生き物か、❷覇権争い激しいいぬぞり犬の世界でリーダー犬になるには何が必要か、❸過酷な大自然・過酷の労働かでいかに生き延びるか―。強く、したたかに、生き抜くバックの生き様は、読者に多くの学びを与えてくれる!そして感動も!

ハリーポッターと賢者の石

作品:ハリーポッターと賢者の石
著者:J.K.ローリング

魔法使いの少年、ハリー・ポッターの壮大な冒険を描いた大人気ファンタジー「ハリー・ポッターシリーズ」の第1作目。

シリーズは80ヵ国で翻訳。もはや内容を紹介する必要もないほどのベストセラー。その他シリーズ 7巻もKindle Unlimited対象。

オズの魔法使い

作品:オズの魔法使い
著者:ライマン・フランク・ボーム

初版の刊行から100年以上経っても世界中で愛されている児童ファンタジー小説ミュージカルや映画など、様々な作品が生み出されるのは、子供・大人を問わない「魅力」があるから。

実は、本作は、米国南北朝戦争後の社会情勢を風刺した作品。現代にも続く、資本至上主義(米国北部・エリートは潤い、米国南部・工場・農業従事者が虐げられる)を揶揄している。このような視点を持って、本作を読むと、子供露ころとは違う面白さが味わえる!

不思議の国のアリス

作品:不思議の国のアリス
著者:ルイス・キャロル

児童文学の傑作!大人になって読むと、新たな味わい!

個性豊かな登場人物たちとユーモア溢れる会話で展開される「不思議な国のアリス」。大人になって再読して「世界観」のすばらしさに脱帽。読み継がれる児童書たる所以を再確認できる!
わかりやすく言えば、「不思議な国」は狂った世界。価値観も多種多様。しかし、アリスは、不思議なモノ・理解できないモノも、出会いを大切に受け入れていく!

大人は、自分が理解できないことを拒否・拒絶してしまう。アリスの相手の文化を受け入れる姿勢はを持てば、アリスのように、世界はワクワク・ドキドキの楽しい出会いの場に変わるかも😆

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

さあ、Kindle Unlimitedで読書をはじめよう

Kindle Unlimitedの始め方

Kindle Unlimitedの登録~利用までの流れ

Kindle Unlimitedの登録方法
  1. Kindle Unlimited の申込ページ にアクセス(要ログイン)
  2. ログインの上、2か月99円 / 30日間無料 のいづれかを申し込む
  3. 支払い方法を選択
  4. 以上で登録は完了

Kindle Unlimitedの使い方(アプリ設定~本の探し方・返却方法)

Kindle Unlimitedへの登録を済ませたら、次は、Kindle本を読む環境を整えましょう。Kindleアプリを利用すると、読書に役立つ機能が利用できます。

  • ページに付箋をつける
  • 気になった部分にマーカーをつける
  • わからない言葉を辞書で調べる など

Kindleアプリの設定から、実際にKindle本を読むまでの流れは次の通りです。

KindleUnlimitedの使い方
  1. Kindleアプリをダウンロードする(無料:スマホ、タブレット、PC)
  2. ブラウザからKindle Unlimited書籍一覧ページを開くか、
    Kindleアプリの下部メニューからカタログをタップ
  3. 検索窓から読みたい本を検索
    ※読み放題対象本には「Kindle Unlimited」の表示
  4. 読みたい本が見つかったら読み放題で読むをクリック
    ※読みたい本がダウンロードされる
  5. Kindleアプリを開き、ライブラリを開く
  6. 読みたい本の表紙を押すと、本のダウンロードが開始

これで読書ができます。本は20冊までライブラリに登録できます。

Kindleアプリのライブラリに20冊の本を登録してしまった場合
図書館のように「1冊返却」することで、新しい本が追加できます。
新しい本を追加する際に、「現在利用中の本の利用終了」を求められるので、1冊選択してください。
空ができたところに新しい本がダウンロードされます。

\ 案内表示される方は、2か月99円も利用可!/

Kindle Unlimitedより小説が充実「Audible」

Audibleは、Amazonが提供するオーディオブックです。 プロのナレーターや俳優による本の朗読を耳で楽しめる「聴く読書」です。 通勤・通学時や家事をしているときなど、スキマ時間で「ながら聴き」できることが最大の特長です。

Audibleの特徴
  • 【5/9まで】Audible会員登録、2か月無料体験
  • 小説、ビジネス書など、12万冊以上の対象作品が聴き放題
  • 月額1,500円。単体作品を購入するよりリーズナブル
  • Audible会員は、読み放題非対象本も30%オフ
  • スマホ、タブレット、PCなど、端末を選ばず、どこでも聴ける(利用状況は端末間で同期)
  • いつでも解約可能

Audible非会員で単体作品を購入数と2,000円以上はするので、Audible会員になった方がお得です。月間たくさんの本を聴けば聴くほど、実際の利用価値は高まります。サービスの価値は無限大です。

いつでも退会可能

小説は Audibleの方が人気作品が多い

AudibleとKindle Unlimitedの対象本は異なります。文学賞を受賞したり、ベストセラーになった小説もAudibleならたくさんの本が読み放題となっています(Kindle Unlimitedは人気小説には弱い傾向アリ)。

AudibleもKindle Unlimited もいつでも退会できるので、期間を区切って、それぞれ利用するという方法も有効です。合わせてチェックしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次