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【書評/要約】「鍛える」理由48 (枝光聖人) 体・心・仕事・人間関係―筋トレがすべてを解決する!

【書評/要約】「鍛える」理由48 (枝光聖人) 体・心・仕事・人間関係―筋トレがすべてを解決する!
鍛える理由48」要約・感想
  • 体のこと、心のこと、仕事のこと、人間関係のこと筋トレが人生のあらゆる問題を解決する
  • 上記を48の理由で説明。わかりやすく、筋トレ・運動モチベーションも上がる
  • 普段から鍛えている方も、モチベーションアップに役立つ

★★★★☆ Kindle Unlimited読み放題対象本

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目次

要約『「鍛える」理由48』ってどんな本?

著:枝光 聖人 / Kindle Unlimited読み放題対象
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Kindle Unlimited対象本

筋トレが人生のあらゆる問題を解決するー
体のこと、心のこと、仕事のこと、人間関係のこと――悩んだときはジムへ行け!

毎日のようにジムに通う私。筋トレは週に1回ぐらいしかしないけど、毎日ジム行くと、間違いなく、体・心・脳に効効くと実感します。筋トレ・運動本は、時々読むと、運動のモチベーションが上がります!

さて、体・心・仕事・人間関係の悩みは、すべて筋トレが解決する!という本で大人気なのは、Testosterone さんの本『超筋トレが最強のソリューションである』。勢いがあって、読むと筋トレしたくなるのですが、筋トレ知識については少々物足りないのが惜しいところ。モチベーション✕筋トレ知識の両方を上げたい方にお勧めしたいのが、今回紹介する『鍛える理由48』です。

筋トレを始める前に、学んでおきたい筋肉知識やメリットがとてもわかりやすくまとめられた本。筋トレ愛・筋トレエネルギーもあって、筋トレしなくちゃ!という気持ちになります。

著者の枝光聖人さんは、還暦が近いボディビルダー兼パーソナルトレーナー。中高年に特化したトレーニングジムの代表取締役でもあります。そのため、ガチマッチョを目指す方だけでなく、いつまでも若々しく健康でいたい中高年、及び、女性にもおすすめです。

本書をおすすめしたい方
  • 筋トレを始めるに当たって、運動・食事・生活習慣など、基本的なことをまとめて学びたい方
  • 初心者、中高年、女性でも役立つ筋トレ・運動知識を求める方
  • 最近、筋トレのモチベーションが低下しているので、再び、気持ちを高めたい方

筋トレは体・心・仕事・人生に効く。鍛えない理由って逆に何?

筋トレは体・心・仕事・人生に効く。 | 【書評/要約】「鍛える」理由48  (枝光聖人)

まず最初に、結論を言おう。(著者の口調風)

筋トレすると、❶体が強くなり、❷心が整い、❸いい仕事ができて、❹人生も楽しくなる。
これだけ、メリットあって、鍛えない理由って、逆になん??

❶~❹それぞれで得られるメリットは、本記事最後に掲載しています。まずは、この中から、やる気に関する項目を取り上げます。

「やる気」の正体

筋トレをすれば、精神的にも「活力」が湧いてきます。この活力の正体は、ズバリ、ATPです。

ATPは、細胞内でつくられているエネルギーです。酸素が取り込まれ糖が分解されることでエネルギーが生まれます。

このエネルギーを作っているのが、体重の10%をも占める「ミトコンドリア」 。つまり、やる気・チャレンジする気力が足りないのも、「ミトコンドリア」が弱くなったせいです。

この解決策が「 筋トレ」。筋トレをする、短時間に大きな力を出せる「速筋」で乳酸が生み出され、これが「エサ」とそれがミトコンドリアが増えます。やる気が出なかったら、とにかく、無理にでも筋トレしてみましょう。仕事のモチベーションもUPします。

テストステロンで、やる気UP

筋トレで大事なのが、「テストステロン」 というホルモンの働きです。
テストステロンが出ると、闘争本能は高まり、苦痛に対して強くなり、チャレンジする気持ちも湧いてきます。これは野生の力です。この野生の力を呼び覚ますのも「筋トレ」です。

自己高肯定感」が高まり、「基礎的なメンタル」が強くなり、「自分はできる」という自信にもつながります。

むやみに成功を追い求めるのはストレスです。地道に「自分はできる」という気持ちを育てていくことが「成功」の近道です。

ちなみに私は、野生の闘争心を煽るためにやっているのが、ジムで、格闘系(ボクササイズ)のプログラム。鏡を前にパンチ・キックなどの動作をすると、メラメラ闘争心が出てきます。トレーナーの「あおり」もとても有効。「まだ、足りない!頑張れ!」と応援されると、気持ちがUPする自分を感じます。汗ぐっしょりの満足感も高いです。

筋トレと心

筋トレと心 | 【書評/要約】「鍛える」理由48  (枝光聖人)

筋トレでストレスに強く、ポジティブに

筋トレは、即効性のあるストレス解消法です。ストレスに対して打たれ強い性格にもなります。理由は、筋トレをすると何種類もの「脳内ホルモン」 が分泌され、心がポジティブになるからです。

ホルモンの種類別名詳細
ベータ・エンドルフィン脳内麻薬筋トレをするとまず最初に出てくる
モルヒネの約7倍もの鎮静効果により、ストレスを感じくくなる
ドーパミン快楽ホルモンテンションを上げ、集中力がアップ
ストレスをさらに和らげる
セロトニン幸せホルモン感情のバランスを保つ

この効果を利用しない手はありません。ちなみに、私はサウナー。サウナ⇒水風呂⇒ととのう でも同じ効果があります。ジムで運動✕サウナでこのストレス解消ホルモンを出しまくっています😝

筋トレは強制的にマイナス思考を遮断

全力に近い力を出すには、意識を筋肉に集中しなければいけません。考え事をしているようでは力は出ません。つまり、筋トレは、強制的にマイナス思考も「遮断」します。

一流のアスリート/ビジネスマンが極限にまで集中した状態を「ゾーン」「フロー」と言いますが、筋トレで全力を出した瞬間は、程度の差はあれ、そうした集中状態に近くなります。思考と切り離され、自分という意識さえも薄れ、ただ目の前にあることに集中しています。

フロー状態を維持するためには、気を散らすものを意識から締め出す必要があります。頭の中の整理、環境の整理(仕事なら机を片付けるなど)は大事です。

自律神経を整える

自律神経が乱れると、体も心も乱れ、やる気がなくなります。自律神経の乱れは、「交感神経」 と「副交感神経」 だの二つの調節機能が乱れることによって起こります。

実は、筋トレで刺激を与えると自律神経が整います。乱れた交感神経に一度ショックを与えて、その反動で正常に戻すのです。自律神経を整えるために大事なのが「落差」。トレーニングで交感神経をぐっと上げれば、2の神経の落差が大きくなります。

ちなみに、サウナ⇒水風呂⇒ととのうも全く同じ効果!「熱くてヤバイ!⇒冷たすぎてヤバイ⇒ととのってふぅ」で、「深いオフ」がやってきます。

モチベーションを上げてくれる言葉たち

モチベーションを上げてくれる言葉たち | 【書評/要約】「鍛える」理由48  (枝光聖人)

筋トレや運動をするに当たって、一番の難関は「継続」。モチベーションをいかに保つかが大事です。

ちょっと上から目線のトレーナーさんたちの言葉は、モチベーションアップにつながります。そんな言葉を、忘れないように、書き記しておきます。

筋肉はいつでもあなたと一心同体だ。   筋肉は常にそこにあり、あなたの気持ちを支えてくれるのだ。

私のジムに通ってこられる弁護士の方だ。

筋肉ががついて体が大きく、たくましくなっていくにつれ、周囲の変化を感じるようになったという。 体がたくましいと、交渉や駆け引きをするなかで、明らかに相手の反応が違う。 攻める場面ではより自分の意に沿った結果が出るようになり、守りの場面では、顧客を守れることが増えたという。

訴訟大国であるアメリカでは弁護士はみな体が大きいそうだ。 シビアな場面であればあるほど、効いてくるのが筋肉ということなのだろう。

筋トレがすばらしいのは、大きな「欲」が生まれることだ。(略)

生活習慣の問題は「頭ではわかっていても、やめられない」ことなのだが、筋トレをするとそこが変わる。 筋肉がつくと嬉しくなり、もっと大きく、かっこよくしたくなる。せっかく筋トレをしたのだから、その効果を最大限、享受したくなる。そして、ついにはトレーニング効果を邪魔するものを嫌い、自らの考えと意志で生活から排除しはじめる。

栄養はどのようなものを摂ったほうがいいか、そのための食材は、料理法は……と、筋肉を発達させたい一心で、さまざまな知的好奇心が湧いてくる。

私の経験からいえば、 筋トレをはじめた人は、多かれ少なかれ、必ず「栄養学」を勉強しはじめる。(略)

筋トレを教える者が、生活習慣の何かを禁じたり、楽しみを奪うようなアドバイスをしたりするようでは、まだまだ未熟 ということだ。

筋肉を大きくしたいと望む人は、自然と計画を立てるのが好きになる。(略)

自分のイメージと現実のギャップに気がつき、適した運動メニューに気がつけるようになる。

鍛える理由 48:一覧

第1章:体を強くするために
1免疫力が上がる筋肉が体、心、人生の強力な〝バリア〟になる
2生活習慣病が防げる筋トレにハマれば、生活習慣は勝手に改善していく
3疲れなくなる「重力」をはね返せ
4脂肪が落ちるボディビルダーの体脂肪率は3%
5骨が強くなる骨が強い人は、例外なく免疫力も強い
6姿勢がよくなる「ねこ背」を治すには、じつは「ベンチプレス」がいい
7体調が万全になる自分の「体の変化」に鋭くなろう
8「喜び」が増える「筋能力」があなたの人生に与えてくれるもの
9達成感が手に入る面白いほど「扱える重量」が増えていく
10頭痛がなくなる筋トレは、頭痛の「精神的原因」も取り去ってくれる
11腰痛がなくなる腰痛解消は、「冷やして、動き回る」のがいいわけ
12足腰が強くなる「転ばないこと」は人生に必須の健康スキル
13100歳まで元気どんどん進化する「筋トレ理論」
14心肺機能が強くなる「呼吸」と「老い」の密接な関係
第2章:心を整えるために
15気後れしなくなるアメリカの弁護士にマッチョが多いわけ
16劣等感が消える自分の中の〝野生的な能力〟を呼び覚ます
17ストレスに強くなる「脳内ホルモン」がドバドバ出る!
18活力が湧く「やる気」の正体とは?
19自律神経が整うポイントは「落差」をつくることにあり
20眠りが深くなるこうすれば、「深いオフ」がやってくる
21弱った心がよみがえる自分にとってベストな適度な運動とは
22「自己肯定感」が上がる「自分はできる」という自信のつくり方
23心をリセットできる「何も考えずにトレーニング」ができれば最高
24ワイルドになれる「私たちは動物だ」
25ハンデも克服できる私の「師匠」についての話をしよう
第3章:いい仕事をするために
26リモートワークがはかどる「それは体にとっていいことか?」という問いを忘れない
27計画力が磨かれる筋トレも、仕事も「計画」がものをいう
28目標達成力がつく筋トレにも、仕事にも重要な「PDCAサイクル」
29問題解決が面白くなる「筋トレは経営と同じだ」
30経営者マインドが磨かれる「自分の体に投資する」という考え方
31「1年後」が楽しみになる体は四季の変化に応じて変化する
32モチベーションが上がる「優先順位」がなぜ大切か
33自己管理がうまくなる私がトレーニーの私生活にいちいち口を出さないわけ
34「自分」がよくわかるベンチプレスばかりやっていると気づくこと
35出社が楽しくなるなぜ、あの人はいつもポジティブなのか?
36続ける力がつく筋肉は、あなたの努力を決して忘れない
第4章:人生を楽しむために
37日常生活が快適になる快適な毎日は筋肉で決まる
38体が軽やかになるまるで体に羽が生えたようになる
39五感が鋭くなる筋肉を「見る」「触る」「聴く」──
40夫婦関係もよくなる「夫婦で筋トレ」には一石三鳥の価値がある
41健康診断が楽しみになる自分で自分の体をデザインする
42かっこよくなる「若いころよりいまのほうがイケている人」の秘密
43おしゃれになる「着こなしは筋肉で決まる」
44挑戦意欲が湧く過去の身体能力は必ず取り戻せる
45人間関係がうまくいく相手を変えるのではなく、筋トレで自分を変えよう
46最低10歳、若返る「見た目年齢」格差は今後ますます広がっていく
47食生活が改善する体を変え、意識が変われば、食事も変わる
48親孝行ができる高齢化社会の「新常識」

最後に

今回は、枝光聖人さんの『筋トレがすべてを解決する「鍛える」理由48』からの学びを紹介しました。

私は普段か運動をしていますが、本書を読んで知識の再確認と同時に、モチベーションがUPしました。今の自分にモチベーションが足りないなと言う方は、是非、本書をよんでみてください。効果があるはずです。

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