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【書評/要約】最大化の超習慣 (堀江貴文) ホリエモン本 最高傑作。能力を最大化する仕事術

【書評/要約】最大化の超習慣 (堀江貴文) ホリエモン本 最高傑作。能力を最大化する仕事術
最大化の超習慣」要約・感想
  • 人生をよりよく生き、成果を出すためのホリエモン流仕事術
  • 仕事・人生の成功を勝ち取るのに、特別な能力はいらない。大事なのは「手持ちの能力」の最大化
  • 精神論でやろうとするな。習慣を味方につけることが、成功の鍵

★★★★★ Kindle Unlimited読み放題対象本



目次

『最大化の超習慣』ってどんな本?

Kindle Unlimited対象本

仕事・人生の成功を勝ち取るのに、特別な能力はいらない。
ポイントは「手持ちの能力」の最大化だ!

人生に想定外はつきものです。変数で満ちた未来は、時として、才能、綿密な計画・設計を無効化します。でも、私たちは前に進まなければなりません。そんな時に必要なのは、臨機応変に手持ちの能力をを最大化していく力とです。

最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』は、人生をよりよく生き、成果を出すためのアドバイス本。堀江貴文さんご自身が、重要だと考えている習慣を紹介しています。

ご自身をさらけ出し執筆されているので説得力があります。生き方が変わる1冊です。

本作で紹介される5分野の習慣術
  • 「やり抜く」ための習慣
  • 「アイデア」をつかむための習慣
  • 「時間コスパ」を最強にする習慣
  • 「ストレスフリー」になるための習慣
  • 「トップコンディション」を維持するための習慣

「やり抜く」ための習慣

人生には行動=アクションが必要です。しかし、世の中は、いつまでもぐずぐずと行動できない人で溢れています。そして彼らは、「行動を起こせない自分は根性がなくてダメだ」と自己否定しています。

しかし、アクションは「精神論」ではありません。根性・気合は必要ありませんし、長続きしません。アクションは「習慣」です。

アクションとは習慣

アクションは「習慣」でできています。ここで述べるアクションとは、「なにか」を変えようとする、意思と実行のことです。

あなたが夢中になれるものをやる。それが正しいアクションの第一歩です。まず、「自分が夢中になれるものは何なのか」自己に問いかけてください。

夢中になれるものがあってもできない人=自分に正直でない人

「自分が夢中になれるもの」がわかっていても、アクションを起こせるの人は限られていています。このような人は、「好きなことでは食っていけない」と、否定的な考えをします。

しかし、自分に正直にあろうとするとき、 損得勘定を挟むべきではありません。成功は、自分の気持ちに正直に、自らアクションを起こし、やり抜いた結果です。

先々の生活のことをちまちま考えるのもやめよう。
そもそも生活というものは無限の変数に満ちている。
先読みして心配したところで意味はない。
生活なんてどうにでもなる。もし窮したら生活水準をぐんと落とせばいい。

ジャック・マー氏も同じようなことを言っています。「貧乏マインドに警鐘を鳴らす名言」は必読です。目を覚まされます。

貧乏マインドの人に、尽くすほど最悪なことはない。
 
何かを無料でプレゼントしたら、「これは罠だ」と非難する。
「少額投資で大丈夫」というと、「じゃあ、儲からないじゃん」と文句を言う。
「多額の投資が必要」というと、「そんな金ない」と文句たらたら。
「新しいことに挑戦しよう」と誘うと、「経験がないから無理!」と諦める。
「伝統的なビジネスだよ」というと、「じゃあ成功しないね!」と却下される。
「新しいビジネスモデル」というと、「じゃあ、MLM」と決めつける。
「店を経営してみたら?」というと、「自由がなくなる!」と主張。
「起業してみたら?」というと、「プロじゃないから無理」と受け入れない。

貧乏マインドの人たちの共通点とは、グーグル検索が大好きで、
似たような貧乏マインドの友人の話ばかり聞いて慰めあっている。
口先だけは、大学教授なみ。でも行動は、盲人以下。
 
彼らにこう聞いてみて。「じゃあ、あなたは何ができるの?」
何も答えられないから。
 
私の結論は、言い訳を熱弁している暇があったら、もっと早く行動に移せば良い
 
いつも考えているばかりよりも、何か実際にやってみたらどうか。
 
貧乏マインドの人は、ある共通点により人生失敗します。
ずっと待っているだけで、自ら何も行動しないからです。

夢中になれるものが見つからない人:3つのタイプと解決策

夢中になれる人の3タイプ解決策
自分に正直になれていない自分のことがわからない。自分の好き嫌いもわからない
いつも自分の内面を見つめることなく、安易に誰かを真似ようとしていることが原因
自分に向き合え!
夢中になれそうなものがあるものの、どうしたらいいかわからない単なる情報不足
調べろ!ごくありふれた情報のなかに解法はある
やりたいことを溜め込んでしまうあれもこれもやりたいが、すぐやらずに「いつかやる」タグをつけてやらずじまい
時間経過とともに「いつかやる」⇒「やれたら、やりたい」⇒「やりたいこと?別に…」と思考停止に至る
「いつかやる」は機会損失。流行りに飛びつかず、自分の心を点検しろ!

以下の本も参考にしてみてください。

「一歩先」の思考

やりたいことをやり切る上で肝になるのが、「合理的な思考」です。大事なのは「一歩先」を考える、つまり、短期目標の明確に設定することです。

壮大なビジョンより「一歩先」を考える習慣をつける。「短期目標を設定するクセ」をつけられれば、人生は大きく変わります。壮大なビジョンでは、思いは立派でも、大体、実行が不明瞭で達成できません。

「点」を打つ習慣がをもつ

未来をあらかじめ予測して、点と点をつなぎ合わせることはできない。のちのち過去を振り返ったとき、点と点はつながるだけだ。だから、いまやっていることを信じて、実を結ぶと信じて、行動するしかない。

by スティーブ・ジョブス

上記はとても有名なスピーチです。最初は一つ一つは独立した「点」でも、それが、思いもかけないかたちでつながり、ビジネス・人生のチャンスとなることを、ジョブズは自身の人生で証明しました。

子どもは「点」を打つ名人です。様々なことに興味を持ち、夢中でそれをやり、豊かな知性や感性を獲得していきます。イノベーティブ成功者たちも毎日が楽しそうですが、子供のような思考・行動力を持っているからです。

「運」をつかむにはアクション数が必要

成功には、「運」も必要です。「運」は「数の論理」 に基づきもたらされます。圧倒的なアクション数があれば、成功の確度は高まります。つまり、「運」を引き寄せるには多数のアクションが必要です。

「アイデア」をつかむための習慣

あなたの生きる力・働く力を最大化するうえで、カギを握るのがアイデアです。

「新しさ」とは、「ありもの」の掛け合わせ

新しいアイデアを思いついたと思っても、それは誰かが思いついています。オリジナリティにこだわって時間をかけすぎるとチャンスを失います。まずは、良いものを真似る。希少性よりネタ数であり、掛け合わせのバリエーションです。

真似て、失敗し、自分なりにチューニングして、リトライする。この試行錯誤のプロセスで出てくるカラーが「あなたならではのアイデア」になります。

人と会って交流する

アイデアは、外からの考えを取り入れることなく生まれません。ビジネスの多くは「雑談」から生まれます。刺激的な人と会って、話し、遊ぶことが大事です。

年配の方は若者と交流、❷若者は年配の方と交流をしましょう。❶はアイデアの幅を広げます。❷は人生で大事なことが学べます。

「時間コスパ」を最強にする習慣

ビジネスの実践において最も重要なのはスピードです。時間に勝る資源はありません。

スキマ時間を無駄にしない

時間コスパを高めるポイントは「スマホ✕スキマ時間」。時間がないと嘆く人の多くは、スキマ時間に対する意識がそもそも低く、逆にスマホに時間を奪われています。

5分、10分のスキマ時間を有効に使うコツは、仕事を小さなタスクに分割し、スキマ時間の程度に応じて割り振り片付けることです。スマホを駆使し、同時並行で完了させていくことが、「時間コスパの最強法則」です制約時間内に終わらせようという意識も働くため、パフォーマンスも上がります。

「目的とプロセス」を見極める

毎日は「時間を奪うもの」で溢れています。故、これって必要?もっといい方法があるのでは?と、常に時間のショートカットを意識することが大事です。また、「目的とプロセス」をはき違えないことが大事です。思い込みを捨て、実利を取りましょう。

人を頼る:巻き込む習慣

「人を頼る」は、最もシンプルかつ、絶大な効果をもたらす時短法です。人間がひとりでやれることなどたかがたかが知れています。人のつながりを抜きに、自己実現は不可能です。

最初に独力で挑むことは必要ですが、壁にぶち当たり、ひと踏ん張りしてダメなら、人を頼ると割り切る。努力の上で「助けて」という人を無下にする人はいません。成功者は、自分も助けてもらった経験があるので、世話好きです。

人に弱さを見せて頼りましょう。ありがとうと感謝し、その感謝が自分が助けてあげられる人に与えましょう。

「ストレスフリー」になるための習慣

ストレスは、知力、体力、思考力、行動力を奪います。免疫系の働きを低下させ、老化や疾病に直結し、あらゆるパフォーマンスが蝕まれます。 メンタルを守る習慣は不可欠です。

2大ストレスの対処法

ストレス対処法
人間関係面倒な人間関係は断捨離する。これに尽きる
できないというのは、単なる「怯え」
捨てられたくないという無意味な怯えも捨てよ
お金・収入お金は感情に訴える。多くの人は冷静な判断を失う
お金の不安は「生存の不安」と「プライドの不安」
前者は食っていけるか、後者は人との相対的な比較による。比較するな!
収入の大小以上に、肝心なのは「あなたが幸せか」
幸せは必ずしもお金とリンクしない。幸せを担保するのは健康と良好な人間関係

ストレスを感じやすい人ほど、不安を寄せ付けない習慣が必要

ストレス耐性が弱い人は、ストレスや不安を寄せ付けない習慣で自分を守ることが大事です。

・些細なウソをつかない(これが、心をとことん蝕む)
・1日を胸が踊るスケジュールで埋めてしまう。密度の高い1日を過ごす

暇な時間は、リラックスできそうですが、実際はストレスが入り込む余地となります。むしろ、やりたいことがあって忙しい方が、気持ちは健全です。

「諸行無常」が最強のストレスマネジメント

いくら人生の指針が確立している人でも、大きなアクシデントに見舞われれば、落ち込みます。

こんな時に心を支えてくれるのは、「この世は 諸行無常」の教え。

すべてはうつろい、流れていく。とすれは、過去や未来にとらわれても意味がない。未来に向けて身を任せるしかありません。

どうしようもないアクシデントに見舞われた時多くの人が求める本、「方丈記」。この本を読むと、「いつの世も諸行無常」であることが深く実感できます。読み継がれる古典の力は偉大です。

著:鴨 長明, 翻訳:蜂飼 耳 / Kindle Unlimited対象

Kindle Unlimited対象

最後に

今回は、堀江貴文さんの本『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』からの学びを紹介しました。

本記事では割愛しましたが、「コンディションを整える習慣」もとても大事です。大仕事を成し遂げる人は、一様にタフです。健康は資産であり、堀江さんは健康に時間もお金も割いています。

上記で紹介した以外にも多くの学びがある本です。サラサラ読めるので、是非、一読されることをススメします。

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