- ない仕事=もっとも自由で、もっとも豊かな仕事
「ない仕事」とは、競争相手が存在せず、可能性が無限に広がる場。既存の職業や評価基準に縛られず、自分の働き方を生み出してきた著者が、自身の体験をもとに、「ない仕事」を生み出す着眼点を示す。 - 「ない仕事」の作り方
誰も注目しないものに光を当て、そこに面白さを見出し、新たな価値を与える。すると自身の中で好きが育ち、発信したい存在へ変化。しつこく続ければ、やがて評価され、仕事へと育っていく。 - 「1人電通」で仕事も人生をプロデュース
「ない仕事」を形にするためには、企画・命名・宣伝まで——すべて自分で担う“1人電通”の覚悟・継続・忍耐が必要。しかし、それは、単なる働き方ではなく、人生そのもののプロデュースにつながる!
★★★★★ Audible聴き放題対象本
『「ない仕事」の作り方』ってどんな本?
📌【3/9まで】Kindle版 50%還元
多くの人は「ない仕事」を作るなんて、無理ゲーと思います。
しかし、みうらじゅんさんは、次のように捉えます—— 「ない仕事=もっとも自由で、もっとも豊かな仕事」
「ない仕事」とは競争相手がいない場所。
まだ誰も踏み込んでいない“ブルーオーシャン”であり、可能性が無限に広がるフィールドです。
本書『「ない仕事」の作り方』は、既存の職業に縛られず、自分だけの働き方を生み出してきた著者が、
「仕事は、自分でつくれる」
「人生は、自分でプロデュースできる」
ことを、実体験をもとに語る一冊です。
単なる成功談でも、ノウハウ本でもありません。
ビジネス論であり、創造論であり、人生哲学でもある——
“自分の人生をどう設計するか”、多くの気づきを与えてくれる1冊です。
「ない仕事」は、こうして生まれる
名付けることで文化をつくる—— 一言で伝える言語センス
みうらじゅんさんが他と決定的に違うのは、圧倒的な「ネーミングセンス」です✨
ダジャレや短いフレーズを使い、本質を一瞬で伝える言葉を生み出します。
マイブーム、ゆるキャラ、いやげもの…
どれも、もともと存在していた言葉ではありません。
みうらさんが「面白い」と感じた個人的な関心に名前を与えたことで、それは「概念」になり、やがて社会に広まり、文化になっていきました。
つまり👉 仕事づくりの第一歩は、「言葉を生み出すこと」
たとえば、変なお土産を見て….
「これ、売れなくない?(笑)」
「嫌なお土産だな……いやげもの?」
「……あれ? “いやげもの”って面白くない?」
と、違和感を言葉にしてみる。
すると、不思議と徐々に愛着が湧き、気になりだし、本気で好きになり、人に伝えたくなる。
こうして「存在しなかった概念」が「言葉」として発信されることで、人々に受け入れられ、育っていくのです。
趣味から仕事へ――「遊び」を育てるプロセス
みうらさんの「ない仕事」は、次のようなシンプルな流れで誕生します。
- 人が興味が持たないものに、興味を寄せる
- 勝手に遊ぶ・楽しむ
- 面白さを発信する
- 評価・共感されて 👉 仕事になる
ここで大事なのは、「金儲けありき」でないことです。
単なる金儲けを目的にしてしまうと、創造性はすぐに枯れてしまいます。
そもそも、好きでもないニッチなことを、追求・発信しつづけることは難しい。
好きでもないことを発信しても、共感を生むことも難しいでしょう。
👉「楽しいから続ける」ことこそが大事なのです。
「退屈・くだらなさ」に光を当てる力
仏像の細部、無意味なハガキ、変なお土産、誰も注目しない文化——。
みうらさんは、多くの人が見過ごすものに、強い関心を向けます。
その着眼点は、とにかく独特。幼少期から培われてきた観察力と好奇心の賜物です。
そして、ここで大事なのが、「退屈・無価値・くだらなさの再評価法」
- 価値がなさそうなものに注目する
- つまらなさに面白さを見出す
- 新しい意味を与える 👉 価値を作る
これの姿勢は、、「競争しない戦略」としても極めて重要です。
多くの人が「すごい」と感じるものは、安全ですが、競争も激しい世界です。
一方、みうらさんは、
「くだらない」「よくわからない」と感じるものに対して、
「でも、これって面白くない?」「別の見方をすれば、新しくない?」と問い直します。
視点をずらすことで、誰も見ていなかった価値を発見する。
その試行錯誤を地道に積み重ねてきたからこそ、独創性とユーモアが磨かれ、やがてその中の一つが時代を動かすほどのブームへと成長したのです。
本書から得られる学び
みうらじゅん氏の姿勢は、「好きなものだけを追いかける」ことにとどまりません。
本書には、好きなことを「ビジネスに押し上げる」ヒントが詰まっています。
3点だけに絞って紹介します。
「好き」は最強の資産になる
「こんなの役に立たない」「仕事にならない」——多くの人は、自分の興味を軽視します。
しかし、👉 役に立たないものほど、未開拓市場
周りに合わせた“無難な趣味”“自分を盛るための趣味”ではなく、「心から好き」なものこそが、最大の資源になります。
「1人電通」——すべてを自分でやる覚悟
「ない仕事」を「ある仕事」に変えるには、最初はすべて一人でやる必要があります。
企画 → ネーミング → 発信 → 拡散 → ブーム化へ導く。
みうらさんは、これを全部、自分でやる。まさに「1人電通」です。
大変ですが、👉 自分の人生を、自分でプロデュースする力 にもつながります。
みうらさんは、ただ楽しんでいるだけではありません。
そこには、圧倒的な努力と執念、そして継続があるのです。
AI時代に残る「無駄力」
AIが進化する時代、人間に残される価値は何か——
非効率・ユーモア・遊び心・くだらなさ —— 無駄を愛せる人が、生き残る
効率化では残れない、そんな未来感を示唆されているように感じました。
最後に | 「ない仕事」を作るは、生き方そのもの
みうらじゅんさんの『「ない仕事」の作り方』は、ビジネス書というより、エッセイに近い本です。
しかし、その中に、
- ビジネス・マーケティング論
- 創作論
- 個人ブランディング論
- 人生哲学
すべてが詰まっています。
サクサク読めて面白い。それでいて、深く考えさせられる。
新しいビジネスを生み出したいビジネスマンはもちろん、「自分の道を見つけたい」方にも読んでほしい一冊です。
きっと、“人生をもっと自由に楽しむヒント”が見つかります。
いつでも解約可能









