- 人気ラノベ『薬屋のひとりごと』
- ラノベ:最新刊は15巻。ザクっとあらすじ・人物相関図を紹介
- TVアニメ:【最新】弟42話 “鬼灯” あらすじ紹介
- 『薬屋のひとりごと』本のセール情報 5月新刊 2冊!
📢 薬屋のひとりごと 5月新刊発売!

23%還元
5月19日発売
只今、テレビ放送中の「子の一族編」の少し先のストーリー。
猫猫は無事救出されるのかー
子一族、翆玲・楼蘭妃はどうなるのか―
早く、TVアニメの先が知りたい方に!

23%還元
5月30日発売
予約ページの「本の紹介欄」紹介には、かなり詳しく、ストーリーが記載。
ラノベ15巻まで読んだ方は、要チェック!
ラノベなら、ストーリーの先々がわかるだけでなく、ラノベ1冊分=コミック数冊分なので、断然安く読めます。
- 大人気作品「薬屋のひとりごと」
- 薬屋のひとりごと ラノベ/コミック セール状況
- 薬屋のひとりごと:大きな流れ・テーマ
- 【後宮編】猫猫、後宮で毒味役に抜擢(小説 1巻)
- 【外廷編】壬氏付き部屋付き下女に(小説 2巻)
- 【再び後宮編】壬氏の正体が明らかに(小説 3巻)
- 【再び後宮編】子一族の陰謀が動き出す(小説 4巻)※アニメ放送中
- 【西都編】壬氏の花嫁探し始まる(小説 5〜6巻)
- 【医局編】猫猫、医官見習いに。壬氏が猫猫に正式プロポーズ(小説7~9巻)
- 【宮廷医局編】禁忌の開腹手術を受けるのは現帝!?(小説 15巻)最新刊
- 2つのコミック版:違いは?
- 最後に
- 【Kindle本】目当ての本が安く買えるかも。マンガのセール・キャンペーン
大人気作品「薬屋のひとりごと」
日向 夏さんの小説『薬屋のひとりごと』。2024年秋時点ではシリーズ累計発行部数3800万部を突破した大人気作品。原作発刊から10年になります。
後宮を舞台に、薬師の猫猫(マオマオ)が次々と事件や謎を解明していくミステリー。謎解きミステリーとしてだけでなく、猫猫と宦官・壬氏(ジンシ)のラブロマンス、登場人物たちの人間ドラマも大きな魅力。伏線の仕込み方、その回収の仕方も絶妙で、魅力満載の作品で、読み始めると、ページをめくる手が止まらなくなります。
最初は小説投稿サイト「小説家になろう」から始まった小説ですが、多メディア化されています。
薬屋のひとりごと ラノベ/コミック セール状況
作品 | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|
メディア | ライトノベル | コミック | コミック |
原作 | 日向夏 | ||
絵 | しのとうこ | ねこクラゲ | 倉田三ノ路 |
出版社 レーベル | ヒーロー文庫 | スクウェアエニックス ビッグガンガンコミックス版 | 小学館 サンデーGXコミックス版 |
最新刊 | 最新16巻 | 最新15巻 | 最新20巻 |
最新刊発売日 | 5月30日発売 | 3月25日発売 | 5月19日発売 |
特徴 | 最新ストーリーを知りたい方はコレ! 最も安く読める | 絵:キュート 内容:ラブコメ要素を強めに描く | 絵:クール 内容:ミステリー要素を強めに描く |
Kindle版 セール状況 | セール状況 6/19まで 1巻:0円 2巻:50%オフ+23%還元 3・4・11・14・16巻:23%還元 5・6・9・31%還元 8・10・12・13・14巻:14%還元 | セール状況 1・2・11・13~15巻 23%還元 その他多くが 5%還元 | セール状況 小学館ビッグセール 5巻~最新刊まで50%還元 1巻 23%還元 2~4巻 4%還元 |
Kindle Unlimited | 1~5巻対象 注目 | 1巻対象 |
【ライトノベル】 Kindle 最大31%還元、Kindle Unlimited1~5巻 読み放題

ライトノベル、コミック共に還元セール。
特に、ライトノベルは、5月30日に新刊が発売になったことで、最大還元率が31%にUPしています。
また、1~5巻までKindle Unlimitedで読み放題対象となっています。
アニメ第2期に当たるのは3・4巻。
Kindle Unlimitedを利用すれば、TVアニメ弟3期!?のストーリー分も読めちゃいます。
薬屋のひとりごと:大きな流れ・テーマ

『薬屋のひとりごと』舞台は茘(りー)という架空の帝国の王朝です。中国の唐や明をモデルにしたと思われる王朝です。
舞台となる場所で大まかな流れをつかむことができます。小説最新刊15巻までを舞台別にまとめると次のようになります。(2種類のコミックは、小説4巻あたりまで発刊)
舞台 | 小説 | 内容 |
---|---|---|
後宮編 | 1巻 | 猫猫、後宮で毒味役に抜擢 |
外廷編 | 2巻 | 壬氏付き部屋付き下女に 猫猫の出生の秘密が明らかに |
再び後宮編 (子一族編) | 3~4巻 | 只今、TVアニメ放送中 壬氏、再び命を狙われる 猫猫は拉致 背景には子一族の陰謀 そして、壬氏の出生の秘密・正体(身分)が明らかに |
西都編 (壬氏の嫁探し編) | 5~6巻 | 玉葉后の実家がある西都へ 壬氏の花嫁探し始まる |
医局編 (医官見習い編) | 7〜9巻 | 猫猫、医官見習いに 同僚・桃と燕燕が登場 壬氏が猫猫に正式プロポーズを! |
再び西都編 | 10〜12巻 | 玉葉后の実家のお家騒動とバッタ被害 |
久々の宮廷編 | 13~14巻 | 馬閃らの恋の行方と急展開する猫猫と壬氏 |
宮廷医局編 | 15~16巻 | 禁忌とされる開腹手術を受けるのはまさかの現帝!? 手術と皇位継承問題に揺れる猫猫と壬氏 |
以下では、舞台ごとに「薬屋のひとりごと」のあらすじを紹介します。ネタバレを多分に含んでいるので、知りたくない方はご注意を。
【後宮編】猫猫、後宮で毒味役に抜擢(小説 1巻)

花街の薬師・猫猫(マオマオ)。人さらいにさらわれ、売り飛ばされてたどり着いたのはたどり着いた先は後宮ー。
そこは、帝の帝の御子をなすための女の園。猫猫は、目立たず、余計なことに関わらず、年季が明けまで働くことを決めますが、そんな時、帝の御子たちが、みな短命であり、現在の二人の御子も徐々に病が悪化していることを知ります。
“呪い”だなんて馬鹿げている。好奇心旺盛の血が騒ぎ、薬師としての毒の知識をもとに、その原因を解明。目立たぬよう、こっそり二人の后に原因を伝えたのですがー。そこで、後宮の麗しの高級宦官・壬氏(ジンシ)にその能力を見出され、帝の寵愛を受ける玉葉妃(ギョクヨウ・ヒ)の毒味役へと抜擢されることに。
毒と薬への高い知識と深い洞察力を兼ね備えた猫猫。陰謀渦巻く後宮に渦巻く毒を排除すべく、壬氏は猫猫にその原因究明を依頼。猫猫も好奇心と正義感で、後宮で起こる、幽霊騒動、現帝の上級妃の一人・里樹妃(リーシュ・ヒ)毒殺未遂、女官の謎の死などを解明していきます。
一方、壬氏は自分の色気が通用しないどころか、おぞましい目で見る猫猫に強い関心を抱くように。最初は、都合のいい役立つコマだった存在が、だんだん大きくなり….
そんな矢先。里樹妃毒殺未遂事件のあおりで、猫猫は後宮を解雇。花街に戻ることになります。

花街で再開した猫猫と壬氏
薬屋のひとりごと – 小説 1~2巻:人物相関図

※クリックで拡大
【外廷編】壬氏付き部屋付き下女に(小説 2巻)
【外廷編】では、猫猫の出生の秘密が明らかになります。
花街で、ときには高級妓楼・緑青館で妓女として働く猫猫がどうしても心配な壬氏。猫猫は外廷にある壬氏の家で屋付き下女として働くようになります。立派な邸宅・高い身分。壬氏の身分は、いまだ謎です。
外廷でも、猫猫は、倉庫のぼや騒ぎ、食中毒事件、彫金細工師の遺言騒動など、次々と難題を解決。しかし、ある時、関連ないと思っていたこれらの事件が、貴人の命を狙った「仕組まれた事件」であることに気づきます。猫猫は、無謀にも下女が入ることが許されない祭祀に単身乗り込み!ケガを負いつつも、間一髪で貴人の命を救います。
その貴人とは壬氏でした。そして、壬氏を守ることに力を貸していたのが、軍部の変人軍師・羅漢(ラカン)──猫猫の実父でした。
猫猫を育ててくれたのは薬師・羅門(ルォメン)、緑青館のやりて婆(やりてばばあ)と妓女の3姫。病気の実母と自分を捨てた羅漢を嫌っていました。そして、無謀にも軍師相手に「賭け」を挑むのです。
羅漢は賭けに負け、緑青館の奥で闘病を続ける妓女を見受けします。それは、長年羅漢が思い続けた一人の女性ー猫猫の実母でした。

猫猫は4姫の講師を務めることに
猫猫・壬氏好きに!お手持ちのTカード(Vポイント)から移行が可能。
移行先のV会員番号でログイン⇒移行元V会員番号を入力⇒移行先V会員番号を入力⇒ダイヤル認証で移行できます。
【再び後宮編】壬氏の正体が明らかに(小説 3巻)
玉葉妃の懐妊を機に、再び後宮で毒味役のなった猫猫。
玉葉妃の懐妊は秘密厳守。しかし、後宮内の女たちは妃たちの妊娠の兆候をつかもうと躍起。さらに、キャラバンのマーケットでは外部からは堕胎の危険がある香辛料などが持ち込まれるなど、玉葉妃が次の王となる東宮を生むことを阻止するかような怪しげな動きが… 過去の「おしろい事件」を思い出される事態に気づいた猫猫は、玉葉妃や壬氏らにそのことを暗に伝えます。
一方、壬氏は隣国・砂欧(シャオウ)の2人の美人特使 愛凛(アイリーン)と姶良(アイラ)の依頼に頭を悩ませます。祖父が見たという美人妓女「月の精」の舞を見たいというのです。その美女があの「やりて婆」だと気づいた猫猫は、婆から当時の話を聞き、若き婆が「月の精」に見えた謎を解き明かし、その幻想的な舞をみごと再現。しかも美人な「月の精」を演じたのは、麗しき美貌の持主・壬氏。舞で特使を魅了し、無事、依頼を果たします。
原作3巻前半(TVアニメ 32巻付近)の人物相関図
この後、ストーリーでは、皇太后、先帝などが登場します。相関図で確認をしておきましょう。

皇太后って??
※クリックで拡大
あらすじ:TVアニメ 弟33回~36回
以下では、TVアニメ放送に合わせて、あらすじを紹介していきます。
気になる回をクリックすると、あらすじが確認できます。
弟33回『先帝』(3月7日放送) :先帝の遺体が腐敗しなかった理由と、先帝の過去
皇太后・安氏から依頼された「呪い」の調査のため、猫猫は久しぶりに壬氏の屋敷に滞在することになります。水連から幼少の壬氏の話を聞く間、猫猫は壬氏の昔の玩具入れの中から黄色の小石を見つけます。実は、その石こそ、先帝の遺体が生前と変わらぬ姿のままであった謎に関わる手がかりでした。真実を明らかにするために、猫猫は皇太后・壬氏と共に先帝の部屋を訪れます。
先帝には秘密がありました。そもそも「帝の器」ではありませんでした。帝候補が次々に死に絶えた結果、回ってきた「座」でした。幼女趣味なのも、大人の女性を受け入れられなかったのです。しかし、そのことが、複数の女性を不幸にしています。
皇太后・安氏もそんな一人。安氏も家のために妃候補の従者として送り込まれました。そして、先帝を受け入れ、女性としての体が整わないうちに帝王切開の上、子をなしました。しかし、彼女が成長すると、先帝は安氏を恐れるようになり、別の后の幼き女官をお手付きにします。そのことは、安氏にとっては許しがたいことでした。(そして、安氏以外に先帝と関わった女性たちの恨みもかいます。このことが、「ある一族」に大きな禍根を残し、壬氏、及び、赤子が狙われる件につながっていきます。)
さて、先帝の遺体が腐らなかった理由。それは、猫猫が見つけた石は黄色の顔料の原料であり、腐敗を抑制する毒でした。国政を取り仕切る器でない先帝は絵を描くことが好きでした。母・女帝は先帝を守るようにかくまい、自らが女帝として君臨。先帝は部屋で絵を描いて暮らしていたのです。猫猫が先帝の部屋で見つけたのは、壁紙の後ろに隠されていた絵でした。そして、その絵の中央には「黄色の衣装をまとった女性」が描かれていました。
その女性が誰なのか…はっきりとはわかりません。しかし、安氏は若いころ、よく黄色い衣装を着ていたことは、壬氏の記憶、そして、水連に託された1枚の絵に残されています。
弟34回『怪談』(3月14日放送):怪談話の会。本当に幽霊が…
翡翠宮へ3人の新たな侍女がやってきます。名前は白羽(ハクウ)、黒羽(コクウ)、赤羽(セキウ)で3人は姉妹で見た目もそっくり。侍女たちは、仕事は嬉々として物置を住処にしている猫猫を見て、困惑。桜花(インファ)はそんな猫猫の行動を改めさせようとしますが、猫猫はその気遣いをふいに。謝罪する猫猫に桜花は要求を…。
その夜、桜花と共に後宮の北側にある古びた棟へ向かった猫猫。先帝にゆかりのある場所で開かれようとしていたのは「怪談話の会」でした。
集いに集まった女性は12人。1人ずつ怪談話が始まります。淡々と「旅の僧侶の怪談」を語る子翠を見て、猫猫はどこかで見たことがあるような気がします。
その後、主催者の女官が「先帝のもと集められた娘がお手付きとなり、身籠った話」をしている最中、猫猫は部屋に有毒ガスが充満していることに気づき、慌てて、声を上げ、窓を開け放ちます。すると、「もう少しだったのに…」とつぶやく声。その後、主催の女官の姿を消してしまいました。
翡翠宮へ戻った猫猫は、毎年怪談を開催していた女官が亡くなっていたことを知ります。この女官とは… 先帝のお手付きとなり、一生を後宮で暮らさざるをえなかった女性でした。恨んで化けて出てきたのでしょうか…
弟35回『狩り』へと続きます。
弟35回『狩り』(3月21日放送):壬氏、狙われる
楼蘭妃の父・子昌から狩りに誘われた壬氏の付き添いで、後宮をしばらく離れることになった猫猫。壬氏、高順、その息子である馬閃とともに子の一族が治める地・子北州へと向かいます。
季節は夏。暑いのにも関わらず、到着先では部屋を閉め切り。人前での壬氏は、終始、覆面姿。さらに、人前では壬氏のことを「香泉」と偽名で呼ぶことを命ぜられます。部屋には酒・料理も運ばれますが、出てきた料理は精のつくものばかり。壬氏は料理に手を付けようとしません。代わりと、酒に手を付けた馬閃は鼻血を出して倒れる始末。壬氏は「宦官」のはずなのに、なぜ… 猫猫は疑問を抱きます。一方、壬氏は、猫猫にこの旅の間に「自身の大事な秘密」を明かそうとしていました。
夜が明けて翌日。壬氏は鷹狩りに。日中、猫猫は猟犬とじゃれ合う李白に出会い、犬笛を吹くと遠くからでも飛んでくるという話を聞きます。壬氏らが狩りから戻ると宴会が催されますが、覆面姿の壬氏は、暑さのせいか様子がおかしい。席を立った壬氏を追い、覆面を外し休むように言いますが、壬氏は拒否。それならばと、人手がいない滝のそばに移動し、顔を拭こうとしたところ…
突然の銃声。そして、続けて二発目の銃弾がー 身の危険を感じた壬氏は、猫猫を抱き上げ、50mはあろうかという滝つぼに飛び込んだのです。滝つぼから脱出し滝の裏に身を隠した二人。しかし、猫猫は溺れて気を失い…。壬氏は人工呼吸をし、猫猫の意識を取り戻させます。
下着(前掛け・腰布)だけは残し、濡れた衣類を絞るために脱ぐ猫猫。そして、壬氏の衣類も絞るために「壬氏様も脱いでいただけますか」と声をかけます。ぽっとする壬氏は「力は自分の方がある。自分で絞る!」と、猫猫の衣類も絞ります。
さて、問題は、滝の裏の洞窟から どう脱脱出するかー。頭上にある穴から脱出するために、猫猫を壬氏が下になり肩車。不安定な体制で立ち上がったところ、突然、カエルが現れて… びっくりした猫猫はのけぞり、バランスを崩した二人は、抱き合うように地面に倒れ込むのです。
そしてー。エロさはないモノの抱き合う二人。
さて、2人の関係はどうなるのでしょうか。
また、無事、滝裏から脱出できるのでしょうか。

壬氏、命を狙われる。逃げ延びた先で…壬氏が宦官でないことを知る猫猫
弟36回『華瑞月(かずいげつ)』(3月28日放送)
飛発を持った刺客の襲撃に遭うも、滝壺の洞窟へと逃げ込んだ猫猫と壬氏。
洞窟からの脱出を試みる中で、カエルに驚き、抱き合うように倒れ込んだ2人。その時、猫猫は壬氏の「あるもの」に触れてしまいます。そして、猫猫は壬氏が「宦官」ではない(去勢していない)ことを知ってしまいます。壬氏は、猫猫に旅の目的でもある「自身のこと」をきちんと説明しようとしますが、多くを知りたくない猫猫は、会話をはぐらかします。それを制しようと壬氏は猫猫の上になり、キスをしようと….
ここで犬の鳴き声が。猫猫は李白と共にいた猟犬と気づき、口笛を鳴らし、救助を求めるのです。
そのころ壬氏たちが姿を消した宴会場では、馬閃のもとに「岩場から主の衣が見つかり、流された可能性がある」と伝令があり、場内は動揺に包まれます。しかし、それは、飛発を持った犯人をあぶり出すための猫猫たちの秘策。犯人のあぶり出しに成功するのです。
夜、高順は壬氏は猫猫に秘密を打ち明けられただろうか… と、壬氏を思います。
華瑞月(かずいげつ)。それこそ、壬氏の実の名前。
「華」は特別な血筋の証。帝と帝弟しか名乗れない、特別な名前なのです。
さて、ここでおテレビアニメ弟2期前半が終了。次回からは、さらに、この一件が絡み、もっと大きな事件へと発展していきます。
壬氏は現帝の弟。という正体が明かされましたが… 実は…. ここにも、もう「ひとひねり」あるんですよね。当の本人である壬氏すら知らない秘密が隠されています。
以下、『薬屋のひとりごと』の肝となるネタバレを含みます。先を知りたくない方は見ないでください。
壬氏は一体、何者なのかー クリックでネタバレ結論 ※先を知りたくない方は見ないでください

【結論】を先に言えば、壬氏は、父・現帝、母・阿多の元に生まれた東宮。つまり、王位継承権を有する人物です。皆さんもお気づきと思いますが、壬氏は、男前な元 現帝の后・阿多とよく似ていますよね。実は親子なのです。
壬氏の実名『華瑞月(カズイゲツ)』という名も、そもそも直系皇族で、国を取り仕切る立場であることを暗示する名前です。
ところが、この「壬氏出生の秘密」は当の本人である壬氏も正確なところを知りません。壬氏自身は現帝の弟・皇弟(つまり、父・先帝、母・安氏の子)だと思っています。
※本ページ掲載の人物相関図を今一度チェック!
なぜ、こんなことが起こったかー
理由は、、「赤子のすり替え」です。安氏と阿多の2人の母は同時期に子を産みます。この二人の間で交わされた密約の結果、赤子は交換され、阿多の実の子は、先帝と安氏の子として育てられることになります。そして、阿多が引き取った子は、阿多の侍女頭・風明(フォンミン)が知らずにはちみつを食べさせてしまったことで、1歳で亡くなってしまいます(風明は、TVアニメ第一期に登場。事件を起こし、処刑)。
この一連の「壬氏出生の秘密」を知るものはごくごくわずか。現帝・安氏・阿多・水連ぐらい?です。
さて、ここで、壬氏が次の皇位継承権がある立場だとするとー。後継者争いに巻き込まれ、命すら狙われる立場となります。事実、現帝の子、梨花妃や玉葉妃の赤子は毒に侵され、梨花妃の子は亡くなっています。
このような皇位継承を発端とする争いから身を守るというという目的もあり(その他の目的もある)、帝弟として育つも(帝弟は身体が弱く行事にも参加しないということになっている)、壬氏は「宦官」と身を偽っています。
ただし、繰り返しますが、壬氏は、本当の出生を知りません。そして、自分は、「自分を不義の子では?」と思っています。故、次の国のトップである東宮の立場もいらないと本気で思っています(この件で、もっと先々に事件も起こします)。そして、自分の美貌を活かし、後宮の管理職を行っているのです。
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【再び後宮編】子一族の陰謀が動き出す(小説 4巻)※アニメ放送中
狩りで壬氏の「秘密」(の一部)を知ってしまった猫猫。後宮に戻り、別の自体が動き出します。
以下、TVアニメ 弟37回『湯殿』以降のストーリーを解説していきます。
※記事が長くなるので、一部記事は、折りたたんであります。気になる回はクリックしてご確認下さい。
弟37回『湯殿』 あらすじ(4月4日放送)
あと半年で後宮での年季が明ける侍女仲間の小蘭。彼女は実家の事情で年季が明けても実家には戻れないため、「次の仕事の伝手はないか」と悩んでいる様子。猫猫は、小蘭から相談を受けます。すると、同じく侍女仲間の子翠から、3人で湯殿へ出向き、中級妃と繋がりを作ろうと、提案をされます。
中級妃以下が利用する湯殿で伝手づくりを始めた3人。マッサージや脱毛で気の緩んだ妃たちからは、上級妃たちの懐妊、新しく入った素敵な宦官の噂など、いろんな話が聞こえてきます。
そんな中、猫猫は、通常なら湯殿にいるはずもない上級妃・里樹妃の姿を見かけます。事情を聞くと、里樹妃の宮の湯殿に、幽霊が出るというのです。「幽霊騒動」の幕開けです。
弟38回『踊る幽霊』(4月11日放送)
小蘭の伝手作りに付き合い一緒に通っていた湯殿で、里樹妃から「金剛宮の湯殿に幽霊が出る」という話を聞いた猫猫。里樹妃に壬氏に相談するように助言すると、後日、壬氏から謎を解き明かすよう命を受けます。
金剛宮に出向き、里樹妃からより詳しい話を聞くと、脱衣所の隣にある締め切られた部屋の帳が揺れ、そこに、笑う白い顔を見たと言います。猫猫は、幽霊を見たという周辺の建物の構造の調査。そして、今は使われていない物置にカビが発生していたことから、風呂の排水、そして、今は使われなくなった里樹妃の母の形見の「鏡」が「笑う白い顔」を映し出していたことを突きとめます。また、それ以上に、里樹妃を軽んじる侍女たちに問題があることも。見かねた壬氏が、言葉を選び、侍女に注意を施します。
さて、後宮では、新入りの宦官に心を躍らす者たちが続出。それが、壬氏の耳にも入り、どんな人物かを見に行きます。なんでも、片腕にマヒが残り、体にも傷があるため、肌をさらさないといいます。さて、その人物とは…。
弟39回『氷菓(アイス)』(4月18日放送)
笑顔がかわいい小蘭。もらった簪(かんざし)に気を取られて歩いていたところ、宦官とぶつかり、楼蘭妃に献上するはずの氷を地面に落として割ってしまいます。宦官に怒鳴られ、大ピンチの小蘭。青ざめ立ち尽くす小蘭をのため、「楼蘭妃の献上品に代りのものを用意する」と、申し出ます。
猫猫は、割れた氷から、猫猫の知識でアイスクリームを作ることを思いつきます。しかし、それには、牛乳、砂糖、果物など食材が必要…。そこで、猫猫は嫌な予感はしながらも、背に腹は代えられないと壬氏に相談に相談をするのです。
すると壬氏は「見返りは?」と要求します。壬氏は、協力する代わりに、以前、猫猫にあげた簪を髪につけることを条件として提示します。その後、無事、美味しいアイスが出来上がり、小蘭の笑顔が戻ります。子翠もやってきて、その美味しさに笑顔です。
さて、話は一転。玉葉妃のお腹の子も大きくなってきました。玉葉妃が発した「お腹の子は、お腹の下の方ばかり蹴る」との言葉に、猫猫は逆子を疑います。逆子の場合、最悪、帝王切開が必要になります。ろくな医官もいない後宮でこのまま逆子を産むことは命に関わります。そこで、猫猫は、腕のいい医者として、養父・羅門を紹介。
過去に追放された罪人の宦官であることに、紅娘は剣幕に反対。しかし、玉葉妃はそれを制し、羅門を後宮に招くのです。猫猫は、玉葉妃の判断に、「賢明な妃」を見るのです。
弟40回『巣食う悪意』(4月25日放送)
逆子の疑惑もある玉葉妃の出産を援護するため、後宮の医局へやってきた猫猫の養父・羅門。
臨時での医局雇いながら、玉葉妃だけでなく、梨花妃の診療もすることに。現帝の子は元気に育った子が少なく、一人でも元気に育つことが願われます。
そんな中、羅門は今の後宮の問題点を早々に見つけ、気を付けるべき注意を下級の女官でも読める平素な言葉で紙にまとめます。そして、それを後宮内に貼り出すために、やぶ医者と手習い所の力を借りようとするのです。猫猫も、手習い所に注意書きを量産するために手習い所の力を借りれるよう、取り計らうよう羅門から頼まれます。そして、手習い所の老宦官から羅門が20年前も同じようなことをしていた話を聞くのです。
この話を聞いて、猫猫は”違和感”を抱きます。そして、その違和感の真相を知るために、当時を知る年配の女官・新しい(シュンリュ)のいる診療所に向かうのです。そして、彼女と話をする中で、後宮に「巣食う悪意」の正体(可能性)に気づくのです。
- 新緑がまだ若かったころ、10代の幼い女官が後宮に集められたこと
- 先帝のお手付きとなった女性は、生涯を後宮で暮らさざるを得なくなったこと
- 皇太后が作った診療所が、哀れな女官が生涯を後宮で過ごす受け皿となったこと
- 羅門が良かれと思って作った注意書きが、後宮に恨みを持つ悪意ある者、つまり、新緑に堕胎剤を作り方を気づかせてしまったこと
- 新緑がキャラバンに堕胎剤の原材料を持ち込ませたこと
- 梨花妃の妊娠の兆候を知るや、元梨花妃の侍女頭・杏に注意メモを渡す風を装いながら、実際には、堕胎剤の作り方をほのめかしたこと… 等
そして、さらに猫猫は、診療所の書棚に、違和感のある本を見つけます。それは、「虫の図鑑」でした。そして、子翆を思い出すのです。
そんなところに、一人の宦官がー。それは、姿を消した背の高い女官・翆玲でした。翆玲は宦官として後宮に舞い戻っていたのです。そして、勘の鋭い猫猫が新緑の「悪意」が感づかれてしまったことを伝えるのです。
そして、子翆を人質にして、共に後宮の外に出るように要求するのです。
そのころ、先日、旅先で殺されかけた皇弟を囲み、猫猫の実父・羅漢と、楼蘭妃の父・子昌の間では、皇弟暗殺に使われた拳銃に関し、腹の探り合いが行われていました。そして、その席に皇弟を装って出席していたのは、元妃・阿多であり、本来出席するべき人物・壬氏は、いなくなった(囚われた)猫猫探しに奔走をしていたのです。
弟41回『狐の里』(5月2日放送)
猫猫が後宮から突然姿を消したー
翡翠宮にも手がかりはなく、壬氏は医局で猫猫の直前の行動を尋ねると、猫の毛毛もいなくなっていることに気がつきます。壬氏たちの話を聞いていた羅門は、毛毛を探せば猫猫の行方を探す手がかりとなるかもしれないと、猫猫が直前に手にしていた生薬を手に後宮内を探索し始めます。
一方、翠苓に囚われた猫猫と子翠はー
抜け道通路を通って、後宮からどこかへと連れていかれます。船を乗り換えさせられ、さらに、護衛2名も伴って、目的のわからないまま、歩かされます。すると、道の途中で1匹のへびが。驚く翆玲。そんな翠苓をかばうかのように、へびがいた側を歩く子翠。そんな2人の振舞いに疑問を抱いた猫猫は、へびを捕まえ、翠苓の目の前に投げつけます。
驚き、呼吸困難になる翠苓。そんな翠苓を気づかい、落ち着かせようとする子翠。明らかに彼女らは、以前からの知り合いです。勘の鋭い猫猫にあらかたバレてしまったと思った子翠は翠苓を「姉さま」と呼び、2人がもともとの知り合いであったことを明かすのです。
その後、再び歩き出した一行。彼らが到着したのは、門が閉ざされた里でした。どうやら湯治場のよう。そして、多くの人々でにぎわっています。そんな時、一人の男の子が猫猫にぶつかります。どうやら、男の子はいいところのボンボンの模様。そして、子翠と翆玲に気づいた男の子は、2人が帰ってきたことを喜ぶのです。明日から、里では祭りが始まるよう。男の子に連れられて行かれた屋敷では、祭りの準備品として、「狐の面」や「鬼灯(ほおずき)」が用意されていました。
一方、後宮ではー
姿を消してしまった猫猫の行方を捜し、情報を集める壬氏と高順。宦官らの働きで、後宮には抜け道があったことを知るのです。
弟42回『鬼灯』(5月9日放送)
猫猫が行方不明になってから十日が経過。宮中では玉葉妃が産気づき、羅門はつきっきりでその世話をしています。一方、壬氏もまた猫猫の行方を追っていました。
そこへ、猫猫と同時に姿を消した宦官(実は翠苓)が北の墓所で手を合わせていたという情報がもたらされます。その墓所は、先帝のお手付きとなり、後宮で最期を迎えざるをえなかった女性たちが眠る場所でした。
墓所を訪れた壬氏は、墓前に立つ年配の女官・新緑と出会います。彼女の体から、猫猫が持っていたのと同じ酒精の香りが漂い、壬氏は思わず腕をつかみ詰問します。
しかし、猫猫への想いが高まりすぎて声を荒げてしまった壬氏。一度冷静になり、笑顔で再び問いかけます。その優しい表情に、新緑は幼い頃、先帝から飴をもらった記憶を重ね、壬氏がドキリとする言葉を投げかけます。
その話を聞いた壬氏は、幼き頃、すっかり美貌を失った父・先帝や兄(現在の現帝)と自分が似ていないことで、「不義の子」と疑われた記憶がよみがえり、固まってしまうのです。
そんな中、新緑は酒精をあおり、自殺を図りますが、宦官らによって一命をとりとめます。
落ち着きを取り戻した壬氏は、墓所を改めて調べ、墓石に「大宝」(タイホウ)と刻まれていることを確認します。大宝は先帝の上級妃の一人・神美(シュンメイ)に仕えていた女官であり、このことから壬氏は、失踪した宦官と楼蘭妃には関係があることに気づきます。
壬氏は真相を探るべく楼蘭妃の住む柘榴宮を訪れますが、そこにいたのは楼蘭妃に扮した偽物でした。さらに、楼蘭妃本人は「もう戻らない」と後宮を去ってしまったことが判明します。
間もなくして、羅門の甥で養子の羅半(ラハン)が壬氏を訪ねてきます。羅半は、宮中の財の流れに不審な点があること、米や鉄などの価格操作が行われている疑いがあることを報告。父・羅漢が壊した門の修理費免除を条件に、壬氏と共に真相解明に乗り出すことになるのです。
第42回「鬼灯」では、これまでのおぼろげだった伏線が徐々につながりを見せ、人間関係も一層複雑になってきました。
・ここまでで明らかになってきた先帝時代の過去(伏線とその回収)
・複雑化する人間関係(血縁関係)
・「鬼灯」と書いて「ほおずき」:タイトルの持つ意味
・新登場登場人物 など
については、以下の記事で紹介しています。
第43回「祭り」(5月23日放送)
後宮から拉致され、森の奥深くの“隠された里”へと連れてこられた猫猫。
そこで行われていたのは、幻想的な「祭り」でした。
この祭りでは、狐の面をつけるのが習わし。
一般的には赤く彩られた狐の面が使われますが、祭りに集まる人々の中には、“緑”で彩られた狐面をかぶる者も。
その一人が、子翠でした。
社へ向かう道すがら、猫猫は子翠からこの土地の伝承や、狐面の意味を聞きます。
そこでふと、過去に遭遇した「選択の廟(第31話)」の出来事を思い出します。
──王母の子には、「色覚異常を持つ者」が多いという事実です。
もしや、緑の狐面をかぶる者たちは、「王母の血族」なのでは?
猫猫の中で、隠れ里と王母の血がつながり始めます。
・なぜ自分は拉致され、この里に連れてこられたのか
・拘束されることなく、自由に動けるのはなぜか
・子翠と翠苓は何者で、何を企んでいるのか
疑問が渦巻きながらも、猫猫の関心は、それとは別の一点に注がれていました。──それは、「蘇りの薬」です。
猫猫は翆玲に薬の製法などについて詰め寄るも、核心にはたどりつけません。
そんな中、外の景色に目を向けると、一部の田んぼだけ稲の生育が悪いことに気づきます。
響迂(キョウウ)に尋ねると、その田んぼの隣りに立つ建物は、今は使われていない「里長の古い倉庫」であることが判明。
「どうしても確かめたい――」猫猫は響迂の助けを借りて倉庫に潜入。
そこで目にしたのは、薬の実験室、そして──銃「飛発(フェイファ)」の工房。
それは第35話「狩り」で、楼蘭妃の父・子昌に招かれた地で壬氏を襲った“飛発”と一致するものでした。
猫猫は「子の一族」の陰謀の一端を垣間見ます。
そこへ現れたのは、高圧的な女性・神美(シュンメイ)と、かつて、後宮を訪れた異国の美人特使・姶良(アイラ)。
そして、響迂の怯えようから、神美の正体がただ者ではないことが判明します。
本話の解説
今回のエピソードでは、子翠が物語の核心に迫る重要な伏線をいくつも残していきました。
意味深な発言が多く見られたと思います。
そう思われた箇所の随所に、今後の伏線が貼られています。
詳細は、以下の記事で紹介しています。
弟44回「砦」(5月30日放送)
禁じられた倉庫に忍び込んだ猫猫と響迂は、神美に見つかってしまう。
神美は猫猫を鞭打ちに処そうしようとしますが、
楼蘭は、猫猫が自らを実験体としながら、若返りの薬の研究に努める薬師であり、
若返り薬の開発に当たらせた方が役立つと進言。
その結果、猫猫は鞭打ちを免れるものの、雪と堅牢な城壁に囲まれた“砦”に幽閉されます。
神美、翆玲、楼蘭――その会話と振舞いから、猫猫は「子の一族」に秘められた複雑な血縁と支配関係を垣間見るのです。
- 楼蘭は、神美とその子・子昌の間に生まれた実の娘
- 翆玲は、神美・楼蘭の従者として仕えるが、実は楼蘭妃と同じ父を持つ異母姉妹
子翆とその母(大宝※の娘)を嫌い、家から追い出し、従者同然とした - 翆玲の本来の名「子翆」は、神美によって奪われた――「子の一族」を示す名を名乗ることすら許されずに
- 立場は違えど、楼蘭も翆玲も、神美の機嫌を損ねないように、神美の言いなりの人生を過ごしてきた
外界と断絶され、雪に閉ざされた砦。抜け出せない鉄格子の窓。
薬師の部屋に通してくれた翆玲との会話から、猫猫は、これまで起こった謎の断片をつなぎ合わせていきます。
赤子の毒殺、繰り返される壬氏の暗殺未遂、砦、そして、飛発――
点と点が、ついに線になる瞬間でした。
――国をも揺るがす【「子の一族」の陰謀】に、自分が巻き込まれていることを改めて理解するのです。
そのころ、宮中ではー
羅半が壬氏に報告。子昌が北方の砦で、数年がかりで密かに軍備を増強(砦の拡張工事、飛発の製造)――つまり、「謀反」を企てていることが明らかになります。
そこへ、羅漢が現れ、壬氏に怒りをぶつける。
「半端な姿で、半端な仕事(書類仕事)をし、打つべきは子昌とわかりながらも動かず、大事な娘・猫猫を危険にさらし続けて、まだ迷うのか」と。
そこへ、羅漢の行動の先を見越して羅半が呼びに行った羅門が現れ、羅漢の怒りをなだめ、次のように告げるのです。
喧嘩になるに、壬氏に礼をもって伝えることがあるのではないかー と。
その言葉に、表情を変えた羅漢は、突然、今までに見せたことのない態度で、壬氏に膝をつき、正式に申しでます。
「逆賊、子昌を打つべく、軍(禁軍)を動かして頂きたい。謀反の証拠は揃っています。膿は早く出し切るべきだ」と。
これは単なる「一族同士」の争いではありません。茘国への反逆であり、帝の軍が動くということです。
その先頭に立つべきは、もはや仮の姿で身を隠す男ではなく…
「いつまで、かりそめの姿で欺き続けるおつもりですか、壬氏様――いえ、『月の君』」
ついに、壬氏に下された選択の時。
猫猫の命運、王家の未来、国の行く末――
すべてを懸けた戦いの幕が、静かに、そして確かに、上がろうとしています。
本話の解説
今回のエピソードでは、「子の一族」が反逆を企てていることが明らかに。
これまで断片であった「謎」もつながり始めました。
とはいっても、TVアニメだけ見ていると、人間関係がわかりにくかったのではないでしょうか。
以下の記事で、ストーリーを解説しています。
弟45回「蟇盆」(6月6日放送)
神美の命により、不老の薬を作る日々を送っていた猫猫。
そんな彼女を救い出そうと、響迂は密かに策を練るも、あっけなく見張りに見つかってしまいます。
しかし、そこに翠苓が現れ、間に入ってなんとか場を収めます。ほっと胸を撫でおろす一同。
だが——その空気を打ち砕くように、神美が姿を現します。
彼女は響迂に理不尽な罰を与えようとし、さらには翠苓にも手を上げます。その傍若無人な振る舞いに、ついに猫猫の堪忍袋の緒が切れます。
「くそばばあ」と——思わず口に出してしまったその一言。
激怒した神美は、猫猫を拷問部屋へ連行するよう命じます。
それは、楼蘭の提案による拷問。閉ざされた牢に毒蛇や毒虫など、命を脅かす危険な生き物を放つという、残虐な刑でした。
なぜ、翠苓があれほどまでに蛇を恐れていたのかー、猫猫はその理由を悟ります。
普通の者なら気を失ってもおかしくない状況。しかし、そこは猫猫。簪で虫を突き刺し、その肉を焼いて平然と口にするという、見事な冷静さを見せるのです。
他人をかばい、自ら神美の拷問に身を呈した猫猫を助けるべく翆玲・響迂が手をまわしてくれたことで、牢を出ることができた猫猫。助けてくれた見張りに「今のうちに逃げろ」と言われた猫猫でしたが、気になっていた火薬のにおいのする方へ向かいます。
神美からの処罰を免れた翆玲・響迂の配慮で牢から出ることができた猫猫。助けてくれた見張りに逃げよと言われるも、気になっていた火薬の香りが漂う場所に向かう猫猫。そして、そこで、働く者たちに、銭を巻き、「これを持って逃げよ」と言い放ち、火薬に火をつける楼蘭妃と出会います。
そこで猫猫が目にしたのは、火薬製造現場で働く者たちに銭をばらまき、「これを持って逃げろ」と言い放ち、火薬に火をつける楼蘭妃。大きな爆発に見舞われるも、猫猫は楼蘭とともに、その場を切り抜けます。
逃げるすがら、楼蘭は猫猫に語りはじめます。
実母・神美は、復讐のためだけに、王母の血を引く子昌と結婚したこと。
そして、我が子・楼蘭を「王母」として再び返り咲かせるためだけに、彼女を生み、故に、楼蘭の素顔さえ判別できないこと。
さらに、翠苓の母が「大宝」であったこと。
それらを、包み隠さず明かすのです。
そして、二人がたどり着いた先には、信じがたい光景が広がっていました。
響迂をはじめとする子の一族の子どもたちが、毒を飲まされ、ぐったりと倒れていたのです。
「なぜ、こんなことを——?」と問う猫猫。
それに対し、楼蘭はつぶやくのです。
「謀反を起こした一族。その血を引く子どもたちとて、裁きを免れることはない」と——。
そしてまさにそのとき、壬氏が率いる禁軍が、砦の間近まで迫っていました——。
第45回付近、登場人物相関図: 複雑に絡まる人間関係を図式化

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弟44回『蟇盆』掲載の巻

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その後のストーリー
猫猫は、後宮で耳にした話などから、これまで後宮で起きてきた不可解な事件の関係性に気づきます。しかし、それを調べようとして拉致されることに。猫猫を拉致したのは、後宮内で働く下女・子翠(シスイ)と、壬氏暗殺を企て姿を消したクールビューティーな女官・翠苓(スイレイ)でした。
しかも、子翠は阿多妃(アードゥオ・ひ)の後釜として後宮入りした子の一族の姫・楼蘭妃(ローラン・ひ)であり、翠苓と阿多妃は「異母姉」。翠令は「先帝の孫」だったのです。
翠苓は女官として外廷に入り込み、現帝の実の弟である壬氏を暗殺しようとして失敗。「蘇りの薬」を利用し逃亡した後、再び宦官として後宮に舞い戻っていました。一方、楼蘭妃は上級妃となりながらも、普段は下女・子翠に化けて宮廷内の情報収集をしていたのです。楼蘭妃が派手な化粧を好んでいたのも、素顔をわかりにくくするためでした。
では、だれが、こんな企てを計画したのか―。首謀者は楼蘭妃の母親・神美。神美はもともと先帝の妃です。しかし、先帝からの扱いを妬み、国を乗っ取ろうとしていたのです。
この神美の復讐のために楼蘭妃に課せられた役目は、❶現帝とのあいだに男児を授かること、 ❷その他の皇位継承者の排除でした。このために、後宮では赤子に害のある毒が出回り、また、現帝の実弟である壬氏が何度も命を狙われていたのです。
猫猫の拉致にいてもたってもいられない壬氏。また、実父・羅漢も激怒。2人は子一族の潜伏先の砦に向かい、彼らを謀反者として制圧します。そして、子一族は一族もろとも処刑されることになりました。
- 楼蘭妃・翠令の父・子昌:軍に打たれて死亡
- 楼蘭妃:自ら塔の上から身を投げる。遺体は??
- 翠苓 :軍に捕まるも、先帝の孫であったことから、極刑を免れる
- その他:子供も含めて処刑対象となるが、一部の子どもは刑を免れる(以降の巻で登場)
そして、猫猫と壬氏は…
- 猫猫:無事救出
- 壬氏:救出の際、麗しのお顔に大きな「傷」を残す
小説3・4巻で驚きの事実が色々と出てきましたね。コミックで読めるのはここまで。この先は、小説を読むしか、ストーリーを知る術はありません。

お顔に大きな傷を負った壬氏
【西都編】壬氏の花嫁探し始まる(小説 5〜6巻)
宮廷をさわがせていた子の一族の反乱が収まり始めたころ、無事に男児となる「東宮」が生まれ、帝の正室となった玉葉妃改め玉葉后。一方、壬氏は宦官ではなく本来の身分である「皇弟」として政治に携わり始めます。そして、飢饉の原因となりうるバッタの大量発生の予兆を発見し、対策に追われます。
一方、猫猫は、羅漢との関係性が周知のものとなり、宮廷での居場所を失います。結果、花街に戻り、再び薬屋として生活をはじめます。そして、毒菓子事件や紙の村の所有権問題など、新たな面倒ごとに首を突っ込んでは、事件の本質を見抜いていきます。
そんなある日、猫猫は壬氏の命令で一緒に西都に向かうことに。別の馬車には阿多に連れられた里樹妃の姿も。実は成都への旅の目的は「壬氏の花嫁選び」。 里樹妃も花嫁候補の一人。猫猫は壬氏が負った傷の手当担当かと思いきや、猫猫も「羅」の一族の「姫」として参加することになっていたのです。

西都での宴席で
その宴で、里樹妃が獅子に狙われます。さらに、帝以外の男性に恋文を送ったという濡れ衣で、里樹妃が塔に幽閉されます。さらに、これでは終わらず、塔で知り合った白娘々(パイニャンニャン)の策略にはまり、里樹妃は意識錯乱状態になります。そして、里樹妃は高い塔から飛び降りてしまう事態にー。
これら、「何者かの策略」から里樹妃を救ったのは、旅に同行していた馬閃(バセン)でした。そして、二人の間に身分を超えた、恋心💕が目覚めるのです。

錯乱し塔から飛び降りた里樹妃を助ける馬閃。2人間に恋が芽生える
さて、壬氏と猫猫の関係はー。
壬氏は猫猫に求婚します。そして、壬氏は猫猫にキスを迫るのですが…。花街仕込みのテクニックでリードされ、返り討ちに…。落ち込む壬氏。壬氏の心を知りながらも、立場を考えると首を縦に振ることができない猫猫。ツンデレな関係は続きます。
【医局編】猫猫、医官見習いに。壬氏が猫猫に正式プロポーズ(小説7~9巻)
小説7~9巻は「医局編」。猫猫は、主上・壬氏・玉葉后の推薦で、半ば強制的に試験を受けて、宮廷の医官専属の官女(医官見習い)となります。そして、医官見習いの姚(ヤオ)と燕燕(エンエン)と出会います。
姚は負けん気の強いお嬢様。親のすすめる結婚を拒否して、医官見習いとなりました。一方、燕燕は姚は従者。頭が切れ、また、姚にいびつな愛情を注いでいます(隠れレズミアンで、男性嫌いです)。
猫猫らは、後宮の医官に戻っていた養父・羅門(ルーメン)に医術を学びながら、隣国・砂欧(ジャオウ)から入内という形で亡命してきた妃・愛凛妃(アイリーン・ひ)の対応を行います。そこに、表向きは外交目的で砂欧の巫女がやってきます。しかし、本当の目的は「ある病」の治療。男性は巫女の治療はできません。猫猫らが医官見習いとなったのも、この対応が必要だったからでした。
砂欧の巫女と愛凛妃の間には問題が―。事件が起こり、そのとばっちりで、毒見役を務めていた姚は毒で死にかけます。猫猫は陰謀の真相を見抜き、問題を解決します。

姚(やお)と燕燕(えんえん)。姚は両家のお嬢様。燕燕は姚の従者
燕燕は姚にちょっといびつな愛を持つ(男嫌い)
毒見の仕事で死にかけた姚の容態も戻り、猫猫・姚・燕燕の3人は、再び医局で働く日々。そんな猫猫の元に、実父・羅漢から荷物が。それは、羅漢がまとめた碁の攻略本。宮廷内でも碁がブームとなり、壬氏も加わり、囲碁大会が開催されることになります。
迎えた囲碁大会当日。大会には多くの人。なんでも、羅半によると、「羅漢に碁で勝ったら、一度だけ願いを聞いてもらえる」という噂があり、羅漢に挑戦すべく参加者が殺到しているというのです。
すると、そこに現れたのはー。猫猫との結婚の障害を取り除くべく勝負に挑んだ壬氏でした。

囲碁大会で羅漢に勝負を挑む壬氏
猫猫に強引に正式プロポーズした壬氏。しかし、壬氏は皇位継承権がある身分であることは結婚の障害となっていました。そのため、壬氏は暴挙に出ます。帝と玉葉后の政敵とはならないことと、2人へ絶対的服従を示すため、猫猫もいる前で、自ら腹に玉葉后の焼印を押す、つまり、「奴隷の証」をつけるというとんでもない行動に走ったのです。
焼き印の跡を誰にも知られず、秘密裏に治療しなければならなくなった猫猫は、壬氏の治療係となります。
やけど跡を誰にも知られぬように治療せねばならなくなった猫猫。今のままでは、壬氏にの身に何か起きた場合も、猫猫しか治療に当たれません。そこで、猫猫は、外科医術の教えを羅門に乞います。しかし、羅門は、医術を習うには資格が必要と、猫猫に覚悟を問います。
姚と燕燕と共に案内されたのは、猫猫の実家・羅一族の屋敷。そこに収められた膨大な書物の中から、ある医学書を探して受け止めろと言い渡されます。その書とは「華侘の書」。禁忌とされてきた「腑分け」の書でした。3人は、お互いの知識を持ちより、羅門の課題に立ち向かいます。

秘密を共有する壬氏と猫猫
そんな中、壬氏は長期で西都へ向かうことになります。壬氏のやけどの治療のため、猫猫もついていかざるを得ず、宮中を離れることになるのです。1回目の西都行きは陸路でしたが、2回目は船旅。9巻では、10巻から始まる西都滞在への伏線がところどころにちりばめられています。
【宮廷医局編】禁忌の開腹手術を受けるのは現帝!?(小説 15巻)最新刊
薬屋のひとりごと 最新刊 15巻は宮廷医局編。
猫猫たちは禁書でありながら優れた医学書でもある『華佗の書』を手に入れます。しかし、痛みがひどく復元が必要です。
そんな中、医局では、ある投薬実験が秘密裏に行われていました。医官たちは抜き打ち試験で選抜チームへの試験を受けさせられます。猫猫は試験に合格。養父である羅門の下で投薬実験を行うことになるも、なんのための実験であるのかは伏せられたままです。
しかも、その実験は大掛かり。市井の病人たちを使うというもので、薬が効かぬ者は、場所を移されて外科手術が行われるといいます。
医官たちを集めて大掛かりな投薬実験が繰り返されるが、一体何のために? そして誰のために?
猫猫の疑問は、口に出すことは許されません。しかし、感のいい猫猫は、選抜チームの顔ぶれの中に、技術だけは誰にも引けを取らない同僚・天祐がいたことで、やんごとなき身分のかたが病気であり、そのための投薬・手術が検討されていると推測します。病を患うやんごとなき方とはーー 宮廷の一番の貴人「現帝」でした。
帝に万が一が起こった場合、医療チーム全員の処刑は免れません。それどころか国を揺るがす皇位継承権問題が勃発に発展する可能性もあります。
壬氏とともに帝から呼び出しを受けた猫猫。そこには、離宮に囲われている元四夫人の1人・阿多も。壬氏は、万一の事態が起きた際、即位の意思はないかと帝に問われます。果たして、壬氏の決断は!
壬氏が実子であることを帝がついに告白するのでは!? とひやひやする猫猫。一方壬氏は、万が一の事態の際に即位をする気はないかと帝に問われ……壬氏の決断はいかに!?
緊迫の事態が起こる小説15巻。壬氏と猫猫の関係にも注目です。

帝と阿多。2人の関係は!?
2つのコミック版:違いは?
作品 | スクウェア・エニックス ビッグガンガンコミックス | 小学館 サンデーGXコミックス |
---|---|---|
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タイトル | 薬屋のひとりごと | 薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ |
連載開始 | 2017年5月~ | 2017年8月~ |
最新刊 | 14巻 | 19巻 |
作画 | ねこクラゲ | 倉田三ノ路 |
特徴 | 絵:キュート 内容:ラブコメ要素を強めに描く | 絵:クール 内容:ミステリー要素を強めに描く |
読み放題 | 薬1巻がKindle Unlimited対象 | – |
セール | 全巻23%還元 | 1・13・15~19巻23%還元、他4%還元 |
コミックは2社から発売されています。2社からのコミック発売は異例です。上記は、それぞれのコミックの特徴を表にまとめたものです。
2つのコミック:打ち出し方に特徴
両コミックも、基本的に原作小説に忠実ですが、それぞれ、打ち出し方に特徴があります。
ビックガンガンコミックス『薬屋のひとりごと』は、ラブコメ要素を強めに押し出し、キャラクターデザインもキュートです。丁寧にストーリーが描かれる一方、ストーリーに影響のない範囲で、一部割愛されている箇所があります。
一方、サンデーGXコミックス『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』はミステリー要素を強めに押し出し、キャラクターデザインもクール目。小説の雰囲気、描写を含め、雰囲気も含めて原作小説に忠実です。また、事件なども丁寧に描かれています。
どちらのコミックを読む?
『薬屋のひとりごと』、どちらのコミックで読むか?「キュート&ラブコメ」VS「クール&ミステリー」、どちらが好みかで選ぶといいと思います。
ただ、どちらが人気かと言えば、ビックガンガンコミックス『薬屋のひとりごと』。Amazonの弟1巻の評価コメント数は3倍強の差があります(2024年10月1日現在)。「次にくるマンガ大賞 2019」でも、『薬屋のひとりごと』がコミックス部門第1位に選ばれました。
購入価格で比較した場合も、『薬屋のひとりごと』の方が、冊数が少ない分、安くなります。
差があれど、どちらも極めて多い評価数。両方、読んでいる方も多そうです。
【コミック最新刊】『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』19巻
『薬屋のひとりごと』最新刊は、倉田三ノ路作画、サンデーGXコミックス版のマンガ『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~19巻』です(2024年12月19日発売)
壬氏が皇帝直属軍を率い、子一族の砦へと攻め入る。果たして猫猫を救い出すことが出来るのかー「子一族編」がクライマックス。陰謀の全貌が明らかになります。
同巻は、6種のカラーイラストを使用したオリジナルポストカードセットが付属した『ポストカードセット付特装版』も発売されています。
最後に
今回は、私の大好きな『薬屋のひとりごと』のあらすじをざくっと紹介しました。個人的には、最新がわかるラノベで読むことをおすすめします。本記事は、今後も加筆していきます。キャンペーンなども紹介していくので、たまにアクセスしてみて下さい。
作品 | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|
メディア | ライトノベル | コミック | コミック |
原作 | 日向夏 | ||
絵 | しのとうこ | ねこクラゲ | 倉田三ノ路 |
出版社 レーベル | ヒーロー文庫 | スクウェアエニックス ビッグガンガンコミックス版 | 小学館 サンデーGXコミックス版 |
最新刊 | 最新16巻 | 最新15巻 | 最新20巻 |
最新刊発売日 | 5月30日発売 | 3月25日発売 | 5月19日発売 |
特徴 | 最新ストーリーを知りたい方はコレ! 最も安く読める | 絵:キュート 内容:ラブコメ要素を強めに描く | 絵:クール 内容:ミステリー要素を強めに描く |
Kindle版 セール状況 | セール状況 6/19まで 1巻:0円 2巻:50%オフ+23%還元 3・4・11・14・16巻:23%還元 5・6・9・31%還元 8・10・12・13・14巻:14%還元 | セール状況 1・2・11・13~15巻 23%還元 その他多くが 5%還元 | セール状況 小学館ビッグセール 5巻~最新刊まで50%還元 1巻 23%還元 2~4巻 4%還元 |
Kindle Unlimited | 1~5巻対象 注目 | 1巻対象 |
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