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【書評/要約】となりの億り人(大江英樹)―「普通のサラリーマン」が1億円をつくるための “再現性ある黄金ルール” とは

【書評/要約】となりの億り人(大江英樹)―「普通のサラリーマン」が1億円をつくるための “再現性ある黄金ルール” とは ※11/28 Kindle 499円セール
となりの億り人」要約・感想
  • 億り人はもはや“特別な人”ではない
    100人いれば3人程度は億り人。見た目は普通。淡々と資産を積み上げた結果、気づけば純金融資産1億円を達成している。
  • 億り人は誰でも目指せる
    億り人は、派手なノウハウではなく 王道の徹底。毎月の積立・長期投資・余計な売買を避けるなど。1億円達成を加速するんが、「暴落時に買い向かう判断力」と「浪費を避ける習慣」。
  • なぜ誰もができるシンプルな方法なのに、なぜ実現できないのか?
    心の弱さこそ最大の敵。続けられる人だけが静かに1億円へ到達する。

★★★★☆ Audible聴き放題対象本

目次

『となりの億り人』ってどんな本?

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億り人」と聞くと、多くの人が“特別な才能を持つ一握りの成功者”を思い浮かべます。
しかし大江英樹さんの『となりの億り人』が描くのは、もっと身近な存在です。

見た目は普通、派手な生活をしているわけでもない。
それでいて、淡々と資産を積み上げた結果、気づけば純金融資産1億円を超えている──
まさに「あなたのとなりにいそうな億り人」。

本書は、彼らがどんな思考・行動を積み重ねて“1億円”の壁を突破したのかを、データと実例から読み解く一冊です。
登場するのは、誰にでも再現可能な資産形成の王道のみ。
しかし、その「当たり前の継続」を続けられる人は少ない——ここに本書の価値があります。

「億り人」とはどんな人たちか —実は驚くほど身近にいる

野村総合研究所「日本の富裕層・超富裕層調査」

野村総合研究所(NRI)が、定期的に行っている「日本の富裕層・超富裕層調査」(2025/2/13発表)。
大江さんの主張は、最新の調査データによってさらに説得力を増します。

NRIの調査結果によると、2023年時点で富裕層は過去最多に増加。

  • 富裕層(1億〜5億円):153.5万世帯
  • 超富裕層(5億円以上):11.8万世帯
  • 合計165.3万世帯/全体の2.83%

つまり、100人いれば2〜3人は“億り人”
あなたの会社、親戚、旧友の中にも必ずいるレベルです。

さらに、2021 → 2023 の2年間で、保有資産総額も大きく増加

  • 富裕層:259兆円 → 334兆円(+29.0%)
  • 超富裕層:105兆円 → 135兆円(+28.6%)
  • 合計:364兆円 → 469兆円(+28.8%)

株高・円安・相続増などが背景にあり、「いつの間にか億り人」 が急増しているのが現状です。
📌2025年の世界的株高で、さらに富裕層が増えていることは確実

“本書の主役”と完全に重なる新しい富裕層

1️⃣ いつの間にか富裕層
NRIが2025年から定義した層に「いつの間にか富裕層」があります。
NRI試算では、富裕層の 1〜2割がこの層だと だと推測。特徴は本書に登場する“隠れた億り人”と完全に一致します。

  • 普通の会社員
  • 40〜50代
  • 持株会・DC・NISAなど“地味な積み上げ”が中心
  • 生活スタイルはマス層と同じ(倹約型の生活)
  • 過度な金融リテラシーはない

2️⃣ スーパーパワーファミリー
この層も、特徴は本書の「認知されていないお金持ち」像にほぼ近い層です。

  • 都市部の大企業共働き
  • 世帯年収3,000万円超
  • 40代から資産が加速的に増える
  • 50歳前後で富裕層入りしやすい

どちらも、本書が描く“認知されていない資産家”の実例そのものです。

億り人は誰でも目指せるのか ——再現性の正体

億り人の道には3パターンあります。

  1. 生まれつき(相続含む)
  2. 事業で成功
  3. サラリーマン×投資の資産形成  👈正しく行動すれば誰でも狙える領域

しかし誤解してはいけません。
「投資だけ頑張ってもダメ」「労働だけでも1億円は難しい」
大事なのは、「働いて収入を得る × 投資で増やす」の両輪を回して初めて、1億円が現実になります。

億り人に共通する“思考と行動習慣”

大江さんが徹底して強調するのは、派手なノウハウではなく 王道の徹底

  • 毎月コツコツ積み立てる
  • 長期で市場に居続ける
  • リスク性資産(株・投信)を適切に持つ
  • 不要な売買をしない

市場に居続けた人だけが、コロナ後〜2025年の株高・円安の恩恵 を確実に受け取れています。

「貯める力」がすべての起点

まず重要なのが “貯める仕組み”を先に作る こと。
収入が少ないから貯まらないのではない。先に“貯める仕組み”をつくっていないから貯まらない。

本多静六の「四分の一貯金法」は、今でも有効。

  • 月給の25%を“先取り貯蓄”
  • ボーナスは全額貯蓄(or投資)
  • 好機が来るまで投資資金を温存
  • 暴落時に大胆に買う

この「草食×肉食」の組み合わせが、1億円へのを加速させる方法
積立だけでは時間がかかりますが、“暴落”を拾える人は資産速度が大きく上がります。
暴落で買い向かうためには、情弱ではいけません。
他人の意見に流されず、普段から「自分で考える癖があるか」が問われます。

幸せなお金の使い方を知っている

富裕層の幸福研究では、「稼ぐ力」より「使い方」が幸福度を決めることが明らかになっています。

  • 地位財(見栄・他者比較)→満足度は続かない
  • 非地位財(自由・体験・人間関係)→幸福度が持続

億り人が「物より体験」「見栄より自由」を選ぶのは、幸福投資の合理性を理解しているからです。
また、“不安解消のための消費(特に保険)”には慎重になることが大事。
生命保険・医療保険より「自己運用で備える」方が合理的なケースも多いです👇

なぜ誰もができるシンプルな方法なのに、多くの人は続かないのか

上記で示した再現性ある方法は、極めてシンプル。しかし、それでも、多くの人は1億円を貯められない。
それは、資産形成は、心理戦だからです。

人が資産形成で失敗する理由は明確

  1. 長期投資が退屈で続けられない
  2. 値動きに心が揺さぶられる(ギャンブル的売買)
  3. 暴落時に耐えられず売ってしまう
  4. 「もっと良い方法があるはず」と無駄な投資法探しに迷走
  5. 他人と比べて必要のない消費をしてしまう

と、技術ではなく 心の弱さ
シンプルな方法だからこそ、継続できる人が少ない。 続けられる人だけが1億円に到達できます。

最後に:“となりの億り人”はもう特別ではない

今回は、大江英樹さんの『となりの億り人』の要点を紹介しました。
本書のタイトルどおり、“かつて限られた人だけの称号だった億り人は、いまは普通の生活者の中”にいます。

必要なのは奇抜な手法ではなく、習慣・判断・継続 という地味な行動の積み重ね。
“気づけば増えている”ための生活と投資を自分でデザインできるか―です。

コロナ以降の株高・円安の波に乗れなかった人こそ、本書を読み、資産形成の行動を今日から変えてほしいです。

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