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- SF、ミステリーファンは見逃せない!
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【12/26まで】早川書房 最大50%オフ

50%オフセール
AmazonのKindle本クリスマスセールに合わせて、早川書房のタイトルが割引セール!SF、ミステリー、文芸などの小説・ビジネス書など、1,700点以上が最大50%OFFとなっています。
早川書房は、ミステリーとSF(サイエンスフィクション)で、他社の追随を許さない出版社。
日本のミステリー、SF界をリードけん引してきた出版社で、特に、海外のミステリーはおすすめ。人気の翻訳本を多数出版。「アガサ・クリスティー賞」「ハヤカワ・ミステリコンテスト」「ハヤカワSFコンテスト」など、推理作品・SF作品に関する多くの賞を主催するなど、ミステリー・SFファンには見逃せません。
「このミステリーがすごい!」にもランキングするミステリー(特に海外翻訳部門)を多数取り扱っています。
早川書房の作品は、あまり、対象のKindle本が読み放題になるKindle Unlimitedの対象になりません。この機会に、安価にミステリー・SFを楽しみたい方は是非!
なお、本キャンペーンは、以下のキャンペーンも併用可能。さらに還元率がUPします。

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このミステリーがすごい! 2025 海外翻訳部門 1位 作品
先日発表された「このミステリーがすごい!2025」の海外翻訳ミステリー部門の第一位に輝いたのが以下の本!Kindle本なら紙の本の半額で読めます!
両京十五日1 凶兆
明という時代の魅力に取りつかれる2024年発刊の期待の冒険小説
舞台は、十五世紀の中国、明の時代。北京から南京に遣わされた皇太子は爆発による襲撃に襲われる。さらに北京にいる皇帝も命を狙われていることを知った皇太子は、幾度と襲い掛かってくる刺客から逃れつつ、南京から北京へ向かう幾千里にもわたる決死行が始まる――!
次々と倒れていく仲間たち。上下巻からなる、皇太子一行の冒険を描くいまだかつてない壮大な物語。冒頭から皇太子の身に鬼気迫り、歴史上の有名人たちが入り乱れて知勇を競う。痛快な「演義」の伝説、ここによみがえる!
作品:両京十五日1 凶兆
著者:馬伯庸
早川書房セール:おすすめ ミステリー&SF
以下では、おすすめ本をピックアップして紹介します。
アルジャーノンに花束を
映画、ドラマ、舞台とさまざまなメディアミックスも多し。
32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。彼は実験的な手術を受けることで、急速に知能が向上。普通の人々と同様の知識や理解力を得るようになるがー
チャーリーが賢くなるにつれ変わっていく周囲との関係。自分や他者との関係が理解できるようになったことで、逆に新たな孤独感・痛みも感じるようになる。知識と感情、愛と孤独、そして人間の尊厳。人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。刊行から長い年月を経た現在でさえ、新たな読者がこぞって手に取ろうと試みる人が多い人気作品!
作品:アルジャーノンに花束を
著者:ダニエル・キイス
三体
文化大革命の時代から現代までの中国が舞台。偉大な父を文化大革命で亡くした中国人エリート女性科学者・葉文潔。信じがたいほどの愚かな行為を目にして人類に絶望した彼女は、秘密裏に、惑星〈三体〉の異星人に電波を送ってー。安定した環境を求めて地球への移住を計画する三体文明。地球の人類は、この脅威にどう立ち向かうのか―。
2008年に初版が発表された世界的ヒットSF小説。
本作は、科学技術の進歩とその限界、異文化との対話、そして、人類の未来について、読者に深く問いかける。文化大革命という歴史的背景、そして、人間の信念や倫理についても深く考えさせられる!
作品:三体
著者:劉 慈欣
超新星紀元
『三体』シリーズと同様、壮大なスケールで描かれる未来世界
近未来の地球で、ある日、銀河系内の超新星爆発が観測。この宇宙的な出来事は、やがて地球に壊滅的な影響を及ぼすことが判明する。超新星から放たれた放射線は地球上のすべての生命体に影響を及ぼし、大人たちは1年以内に全員が死亡する運命にあると…。大人たちは残された時間を使い、次世代(子どもたち)に文明を引き継ぐための準備を開始。国家運営、教育、技術の伝達など、大人たちが築いてきた社会の知識やスキルを必死に子どもたちに教え込む。やがて、完全に「子どもだけの世界」が到来するが、そこには混乱と暴力、希望と創造が入り混じっていた.ー
人類の未来は、この新しい世代がどのように世界を作り上げるかー。宇宙的な災害から文明の再構築までを描くスケール感は、劉慈欣作品の大きな特徴。しかも、人類そのものの本質を問いかける!
作品:超新星紀元
著者:劉 慈欣
プロジェクト・ヘイル・メアリー
第53回星雲賞 海外長編部門を受賞
未知の物質によって太陽に異常が発生、地球が氷河期に突入しつつある世界。謎を解くべく地球を発った男は、宇宙にて1人で人類を救う任務に挑むー。
著者は、2015年、マット・デイモン主演で映画化され、世界中で大ヒットを記録した映画「オデッセイ」原作の原作者(原作名『火星の人』)。早川書房の海外SFのなかでもっとも人気のある作品のひとつで、未知との遭遇、ファーストコンタクトSFが好きな方におすすめ!飽きさせない展開、次々と仕込まれた科学的なネタに、読み始めたら止まらなくなる人 続出。
地球滅亡の危機はどうなるのかー。気になる人は、今すぐチェック!
作品:プロジェクト・ヘイル・メアリー
著者:アンディ・ウィアー
夏の扉
ネコ好きにもすすめたい!
タイムトラベル者では、時代を超えて常に上位ランキングする名著で、ハインラインの代表。
物語の主人公は、天才発明家のダニエル。しかし、親友の裏切りにあい、会社を奪われてしまう。失意の中、弾は冷凍睡眠(コールドスリープ)技術を使って30年後の未来へ行くことを決意。しかし、未来で目覚めた彼は、過去に解決すべき問題が残されていることを知り、タイムマシンで過去に戻り、自らの人生を取り戻すべき行動を始めるー
物語宙に登場する愛猫ピートが愛らしい。そして、彼が心を許す若い少女リキー。そして物語は、愛と友情、そして未来への希望を描く感動的な結末へとつながる!
作品:夏の扉
著者:ロバート A ハインライン
月は無慈悲な夜の女王
ヒューゴー賞 長編小説部門を受賞
地球の植民地であった月の人々。搾取され続ける政治に苦しみ、自由を求め、地球に向けて独立を宣言する。革命の先頭に立つのは、技術者と自我を持つコンピューター。彼らは宇宙船もミサイルも持っておらず……。
労働者階級の主人公・マイルズ・ランバートの成長や仲間との絆、そして月の独立を目指す運動を描く。そこには、社会制度や権力の構造に対する批評も。読者は、自由や権利、個人の選択についての深く考えさせられることになる。ハインラインらしい明快さとユーモアがあり、サイエンスフィクションとしての要素も豊富。政治もSFも、人類の未来も考えたいSF好きにおすすめ!
作品:月は無慈悲な夜の女王
著者:ロバート A ハインライン
そして誰もいなくなった
夕食の席で、10人が過去に犯した罪を語る声が突然響き、無気味な童謡の歌詞通りに、客人が一人ずつ殺害されていくー。
クローズド・サークルの代表的ミステリー小説。一体犯人は誰なのか、最後の最後まで、ハラハラドキドキ。
作品:そして誰もいなくなった
著者:アガサ・クリスティー
オリエント急行殺人事件 名探偵ポワロ
「そして誰もいなくなったとともに」に並ぶ名作が本作。雪に阻まれて立ち往生した豪華寝台列車オリエント急行で、富豪ラチェットが刺殺。そこに偶然乗り合わせたポアロ。どう考えても犯人は乗り合わせた12人の上客しかいない。しかし、12人にはアリバイが存在する。
閉鎖された空間で起こる完全犯罪を、ポアロはどう解決するのか!?
小男でカッコよくもなく、ピン跳ねあがった口ひげが特徴のオジサン探偵ながら、賢さを自認する自信家の名物探偵。映画で見た方も多いと思うが、小説でも読んでみて!
作品:オリエント急行殺人事件 名探偵ポワロ
著者:アガサ・クリスティ
華氏451度
本を読まなくなることで、奪われる人間の思考。効率化の果てに人々が自発的に思考能力を放棄してしまうなど、権力者が益々全体主義を推し進めやすい環境が揃っていく…
「人間にとって本とは何か?」「思考や記憶のかけがえなさとは?」深く考えさせられる、絶対に読むべき1冊。
作品:華氏451度
著者:レイ・ブラッドベリ
1984年
読者に「社会(支配)や人間の本質」、そして、現代社会人がそれらの罠に知らず知らずはまっていることを気づかせてくれる名著。全体主義を批判というレベルを超越し、現代人に対しても、「今の現在進行する社会の危機」にも警鐘を鳴らす。こんな芸当ができるのも、オーウェルの人・社会の本質を見る目が確かだからに他ならない!
作品:1984年
著者:ジョージ・オーウェル
動物農場

Audible聴き放題対象
MY書評
イングランドのとある農場での動物たちの革命と、その後の顛末を描いた物語。農場の動物たちは、過酷な労働と搾取に耐えかねて、農場主であるジョーンズ氏を追い出し、自らの手で農場を運営することを決意する。しかし、革命後の農場は次第に理想とはかけ離れていくー。
ソビエト連邦のスターリン体制を風刺し、政治的な権力の腐敗と専制政治を批判した作品。本作では、革命後の農場も、結局、狡猾な豚に支配されていくというおぞましい世界が描かれる。支配する側は強欲、支配される側も愚民。だから結局、支配される…。権力支配について深く考えさせられる1冊。
作品:動物農場
著者:ジョージ・オーウェル
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
「人間とは何か?」「人間と人工知能(アンドロイド)との違いは?」。フィリップ・ディックが斬新な着想で描く、ディストピア小説。
作品:アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
著者:フィリップKディック
高い城の男
現実と虚構が微妙なバランスで描かれる、「もし、第二次世界大戦の結末が変わっていたら」を迫真の筆致で描くフィリップ・ディックの最高傑作。
作品:高い城の男
著者:フィリップKディック
2001年宇宙の旅
スタンリー・キューブリック監督の映画で有名な原作SF小説
数百万年前に地球に現れた謎の石板「モノリス」。モノリスは、原始的なヒトザルたちに知性を与える。時代は過ぎ、人類の月面居住が可能に。モノリスの調査団が月で写真を撮ろうとしたところ、モノリスは木星に向け信号を発信。受信した木星には誰がいるのかー。18ヶ月後、デヴィッド・ボーマン船長は9000型コンピュータである人口知能HALした宇宙船で木製調査に。しかし、HALは次第に異常をきたし、乗組員に対して反乱を起こすようにー。
人工知能の恐怖を現代人にもたらした作品。2024年時点では、AI脅威論は沈静化しているが、AI時代に読んでおくべき一冊であることは間違いない。
作品:2001年宇宙の旅
著者:アーサー・C.クラーク
ザリガニの鳴くところ
湿地で生きる少女と殺人事件が交錯する、サスペンスミステリー
2019年、2020年にアメリカで1番売れたと謳われる作品で、2022年には映画化
ある湿地で男性の死体が発見。人々は湿地の少女・カイアを疑い始める。6歳で家族に捨てられ、それ以降湿地で生きる術を学びながら生活してきたカイア。心優しい少年・テイトに初めて恋をしたカイアの成長は、事件と複雑に絡みあうー。
ジャンルはミステリー。しかし、湿地で生きる少女の成長物語として、評価が高い作品。映画を見た方はご存じだと思いますが、カイアと関係の深い自然の描写が鮮やか!過酷な運命に立ち向かう彼女の姿とも重なる!
映画とともに読みたい1冊!
作品:ザリガニの鳴くところ
著者:ディーリア・オーエンズ
大いなる眠り
私立探偵のフィリップ・マーロウは、ある日莫大な富を持つ老人・スターンウッド将軍から仕事の依頼を受ける。次女であるカーメン・スターンウッドが作った借金により、彼はゆすられ、その対応策をマーロウに相談する。事件解決のため、マーロウは脅迫相手の元へ向かうが犯人はあらわれない。そして、新たな事件。事態はより複雑化していくー。
犯人は誰なのか、マーロウはどのように事態収束させ、娘たちは一体何を考えているのか。
ミステリー部分もさることながら、過剰すぎるくらいの修飾と比喩に面白さ。ロジカルな謎解きとは異なる、ミステリーの謎解きを楽しもう。村上春樹作品が好きな方は、村上作品の描き方の類似点も楽しめる。
作品:大いなる眠り
著者:レイモンド・チャンドラー
悪童日記
ハンガリー出身の作家アゴタ・クリストフによって1986年に発表された小説。第二次世界大戦中のヨーロッパを舞台に、双子の少年たちが綴る過酷な成長物語が描かれる
物語の主人公は、双子の少年 クレーチュとクロード。戦争の影響で田舎の祖母のもとで暮らすことに。厳格で冷酷な祖母は、彼らに過酷な訓練や試練を課す。双子の少年たちは、自らの成長と生き残りをかけてさまざまな困難に立ち向かう。彼らは、「悪童日記」と称するノートに、冷酷な現実と自らの感情を率直に記録していく。
戦争という過酷な環境下での人間の生存と精神的な成長に読者は感動必至。戦争の中で人間はどのように変わり、どのような選択を迫られるのかー 今一度考えたい。
作品:悪童日記
著者:アゴタ・クリストフ
異常【アノマリー】
SFとミステリの見事な融合
フランスで110万部突破!部ランス文学最高峰ゴンクール賞受賞
殺し屋、ポップスター、売れない作家、軍人の妻、がんを宣告された男……。
なんのつながりもない11人が、ある飛行機に同乗したことで運命を共にすることになる。飛行機は未曾有の巨大嵐に遭遇し、乗客たちは奇跡的に生還したかに見えたが──。
圧倒的なストーリーテリングと人生に対する深い洞察が、国際的な称賛を浴びた長篇小説。異なるキャラクターが織り成す人生が、読者に新たな視点を提供する。人の人生は予測不能。不安で不幸も多いも、そこから得るものも多い。人生の予測不可能さや偶然の重要性などを意識して読みたい1冊。
作品:異常【アノマリー】
著者:エルヴェ ル テリエ
同志少女よ、敵を撃て
久々にすごい新人が出てきたと話題。さらに、ロシアによるウクライナ侵略が続く中、銃を撃つとはいかなるものか、映画を観ているかのような緊迫感ある数々のシーンに、多くの人が息を殺して読んだと感想!
作品:同志少女よ、敵を撃て
著者:逢坂冬馬
知能侵蝕1
203X年3月、JAXA公募幹部として航空自衛隊宇宙作戦群に所属する加瀬修造三等空尉は、衛星とデブリの異常機動を観測する。それはおおいなる“侵略”のはじまりだった――
現在4巻まで刊行。今回のセール対象となるのは2巻まで。でも、売れている!
その他、林譲治作品もいろいろセール中
作品:知能侵蝕1
著者:林譲治
わたしを離さないで
特異な寄宿学校「ヘールシャム」で、介護人をするキャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をするのが仕事。「提供者」とは臓器を提供するために育てられる人間のこと。彼らはヘールシャムで、将来的に自分たちの身体が医療のために利用されることを知らされ、彼らは自らの運命を受け入れながら、友情や恋愛、人生の意義を模索する。
キャシーの回想で明かされる、ヘールシャムの残酷な真実が衝撃的。単なるSFやディストピアの枠を超え、人間の存在意義について考えさせる作品。読者は、人間の本質や倫理的な問題を突きつけられ、考えざるを得なくなる。残酷ながらも、希望も感じさせる、心に残る感動作。
作品:わたしを離さないで
著者:カズオ・イシグロ
クララとお日さま
時間を経て、友情を育んでいくクララとジョジー。著者はクララの視点を通して、「人間の感情」や「孤独」「愛」「家族」といったテーマを深く掘り下げる。これらの本当の意味は何なのか?
「人工知能」というと冷たく機械的なイメージがあるも、クララは非常に優しく人間的。彼女の無垢な視点が、私たちが見落としがちな人間性の本質を問いかける。哲学的な要素も強く、ノーベル賞受賞作家の繊細な筆致が光る!
一方で、技術の進化がもたらす倫理的な問題も巧みに描かれる。感動もSFも、未来に対する問いもこの1冊に!社会派SF作品が好きな方にすすめたい!
作品:クララとお日さま
著者:カズオ・イシグロ
その他、ミステリー・セール情報
ミステリー好きの方は、以下の記事もご確認を。
本のセールは以下の記事でまとめて紹介しています。