- Kindle端末とiPad、電子書籍を読むならどっちがおすすめか、徹底比較
- Kindle端末とiPadの比較
- iPadで電子書籍を読むメリット
- iPadで電子書籍を読むデメリット=Kindle端末で電子書籍を読むメリット
- マルチに使えるタブレットが欲しいが予算が厳しい方は、Fireタブレットという選択肢もある
- 【紙の本派の方】Kindle本への切替はメリットたくさん!本が安く買え、しかも読書スピードがアップ!
【11/27~12/6】Amazon ブラックフライデー 2024
Amazonが、年末最後のビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を11月29日~12月6日(7日間)に開催。本セールに先立ち、先行セールが11月27日0時から11月28日23時59分の2日間で開催されます。
今年の「Amazon ブラックフライデー」は、「さぁ、ビッグセールで最高のご褒美を。」がテーマ。一年がんばった自分へのご褒美や、お世話になった人たちへの感謝の気持ちを込めたギフトにぴったりな人気商品から、食料品や日用品といった暮らしに密接した商品まで、特別価格で提供されます。
現時点ではセールの詳細は公表されておりません。続報を待ちましょう。
【結論】Kindle、iPadどちらを選ぶべきか?
電子書籍の代表格 AmazonのKindle本。最近は紙からKindle本に乗り換える方も増えています。
紙から電子書籍へ。特にマンガは電子書籍への移行が進む
電子書籍への移行は、マンガで顕著。紙の本のように配達を待つ必要もなく、注文と同時に楽しめ、保管場所も不要。さらに、常にセール・キャンペーンが開催され、紙の本より安く読める点も魅力です。
私もハードなKindle本ユーザで、もはや、紙の本には戻れません。ページめくりの手軽さ、重要箇所のブックイヤー(メモ)の残しやすさを含め、紙の本より1冊を早く読み終えられます。
Kindle本をはじめ、電子書籍はスマートフォンでも読めます。しかし、特にマンガ・雑誌・図表の多い本の場合は、タブレットや電子書籍専用端末を使う方が画面が広く快適に本を楽しめます。(マンガの場合は、画面の広い端末を利用しないと、紙の本以上に時間がかかります。)
【まず結論】Kindle、iPadどちらを選ぶべきか?
電子書籍専用端末の代表格はAmazonのKindle端末、タブレットの代表格はAppleのiPadです。
では、どちらを選ぶべきか? 先に【結論】を簡単に述べます。
- Kindle本しか読まず、また、安い端末が欲しい方には、Kindle端末がおすすめ
- Kindle本以外の電子書籍も読む、iPhone他、Apple製品を所有しており端末連携をしたい方は、iPadがおすすめ
本記事では、iPadでKindle本を読むことを検討されている方に重きをおいて、iPadで電子書籍を読むメリット・デメリットをKindleと比較しつつ解説します。どちらの端末にするか決める際の検討材料にしてみてください。
Kindle端末とiPadの比較(簡易比較)
まずは、Kindle端末とiPadの比較をまとめます。
なお、Kindleの場合、マンガ・雑誌を前提とする場合は、画面サイズを考慮すると6.8インチのKindle Paperwhite 以上の端末がおすすめです。よって、以下では、Kindle Paperwhiteで比較します。
項目 | Kindle Paperwhite | iPad |
---|---|---|
価格 | 19,980円~ | 58,800円~ |
画面サイズ | 6.8インチ~ | 10.2インチ~ |
重量 | 205g | 293g~ |
画面タイプ | 電子ペーパー E-Inkスクリーン | 液晶 Retinaディスプレイ |
バッテリーの持ち | 数週間 | 約10時間 |
特徴 | 読書専用端末 | 多機能 |
メリット | あまりお金をかけたくない Kindle Unlimited 3カ月無料付で購入が可能 シンプル読書だけに集中したい どこにでも気軽に持ち運びたい 充電の持ちがいい 目に優しくて読みやすい | 他のApple製品との親和性が高い 読書以外にいろんな楽しみがある カラー表示で読書ができる 手書きメモが残せる |
デメリット | モノクロ表示 読書以外のことができない 動作がやや遅い | 目が疲れる 端末が重い 誘惑が多い |
Kindle端末の機能については、以下の記事をご確認下さい。
以下では、iPadでKindle本を含む電子書籍を読むメリット・デメリットについて解説していきます。これを見れば、Kindleのメリット・デメリットもおのずと見えてきます。
特徴を把握したうえで、自分の読書スタイルに合うかどうかご確認下さい。
iPadで電子書籍を読むメリット
iPadは高いタブレット機能を有しています。そのため、Kindle端末にはないメリットがいろいろあります。
- 大きなディスプレイで読書が快適に
- Kindle本以外の読書もできる
- カラーで本が読める
- ネット検索で調べ物も容易。様々な使い道がある
- 手書きのメモを残せる
- 他のApple製品との親和性が高い
大きなディスプレイで読書が快適に
iPadには、大きく、無印、Air、Pro、Miniの4種類があります。同じモデルでも世代によっても大きさは異なります。
iPad(第9世代)は、セールも開催頻度も高く、割引やポイント還元で4万円前半で購入できます。この価格なら、メモ書きも可能なKindle端末の最上位機種で画面サイズも同じく10.2インチの Kindle Scribe(51,980円~)のどちらにするか、検討の余地が十分あります。
モデル | 端末 | 画面サイズ | 重量 | 発売 | 定価※ |
---|---|---|---|---|---|
iPad(第9世代) | 10.2インチ | 487g | 2022年9月 | 49,800円~ | |
iPad(第10世代) | 10.9インチ | 477g | 2022年10月 | 58,800円~ | |
iPad Air(M2) | 11インチ | 617g | 2024年5月 | 128,800円~ | |
iPad Air(M2) | 13インチ | 617g | 2024年5月 | 98,800円~ | |
iPad Pro(M4) | 13インチ | 444g | 2024年5月 | 168,800円~ | |
iPad Pro(M4) | 13インチ | 579g | 2024年5月 | 218,800円~ | |
iPad mini (第6世代) | 8.3インチ | 293g | 2021年9月 | 84,800円~ |
iPadとKindle端末タブレットの価格・スペックが比較しやすいように、Kindle端末のスペックリストも掲載しておきます。やはり圧倒的な優位ポイントは「価格」です。
モデル | kindle | Kindle Paperwhite | KindlePaperwhite シグニチャーエディション | Kindle Scribe Notebook Design |
---|---|---|---|---|
特徴・刷新点 | 最も軽い・コンパクト 前モデルより最大25%明るく | 史上最速ページめくり 防水機能 明るさ自動調整機能 | 32GBの大容量 防水機能 明るさ自動調整機能 ワイヤレス充電 一番人気 | ノートへの書き込みをイメージしたデザイン 明るさ自動調整機能 |
定価 | ¥19,980 | ¥27,980 | ¥32,980 | ¥56,980~64,980 |
ディスプレイ | 6インチ | 7インチ | 7インチ | 10.2インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
本体サイズ | 57.8 x 108.6 x 8.0 mm | 176.7 x 127.6 x 7.8mm | 176.7 x 127.6 x 7.8mm | 230 x 196 x 5.7 mm |
本体重さ | 158g | 211g | 211g | 433g |
容量 | 16GB | 16GB | 32GB | 16GB/32GB/64GB |
バッテリー | 数週間持続 | 数週間持続 | 数週間持続 | 数週間持続 |
手書き機能 | 〇 | |||
防水機能 | 〇 | 〇 | ||
色調調節ライト | 〇 | 〇 | 〇 | |
明るさ自動調整機能 | 〇 | 〇 | ||
ワイヤレス充電対応 | 〇 | |||
発売年 | 2024年 | 2024年 | 2024年 | 2024年 |
キッズモデル | キッズモデル | キッズモデル |
多様なサービスを使える
Kindle端末で読める電子書籍は、AmazonからダウンロードできるKindle本に限定されます。しかし、iPadはKindleだけではなく、他のブックサービス(ブックライブ、BOOK WALKERなど)も利用できます。
また、iPadには、アプリ『Apple Books』が標準で備わっています。
カラー表示ができる
読書に特化したKindleはカラー表示ができません。しかし、iPadはカラー表示ができます。2つはディスプレイがそもそも異なります。
Kindleは「E-Inkスクリーン」という電子ペーパーを搭載しています。本物の紙のような質感でテキストが表示されるので、長時間本を読んでも目が疲れにくい利点はありますが、モノクロです。雑誌や写真集などを読むのに適しません。
iPadはRetinaディスプレイを採用しています。Apple製品のみに使われるディスプレイで、ピクセル密度が高く、コンテンツを美しく表示できます。
ネット検索で調べ物も容易。様々な使い道がある
iPadはタブレットなので、本の中で気になる言葉や情報があるとき、すぐにブラウザで検索して調べられます。
Kindleでも、わからない言葉の意味を辞書機能やWikipediaを使ってすぐに調べられますが、より深く調べるには別の端末が必要です。
その他、読書に特化しない様々な使い道があります。読書に疲れたら、動画を見たり、アプリを楽しんだり… 楽しみ方は人それぞれ無限大です。
手書きのメモを残せる、読了報告のSNSアップもカンタン
iPadは本のページをスクリーンショットできます。この画像の上に手書きのメモを残すことが可能です。連携したApple Pencilを使うと、より快適に書けます。Apple Pencilは傾きと圧力を感知できるセンサーがペン先に搭載されています。細い線や太い線を自由自在に表現することが可能です。
他のApple製品との親和性が高い
iPadなら、他のApple製品と互換性があります。そのため、iPhoneやMacのユーザなら、iCloudを使ってデータを同期できます。iCloudでは音楽、カレンダー、メモ機能、連絡先、アプリやメール情報などのデータが自動で同期されます。
端末ごとに保有データが異なると、同期が大変です。Apple製品を一つでも持っている方は、もはや、他の端末の利用は考えられないかもしれません。
iPadで電子書籍を読むデメリット=Kindle端末で電子書籍を読むメリット
iPadは高いタブレット機能を有しています。裏返せば、読書に特化していないがためにデメリットがあります。
デメリットがメリット以上に気になる場合には、Kindleが向いていると言えるでしょう。
- Kindleより高価格
- 重量がある
- 防水に未対応
- 目が疲れやすい
- バッテリーの持ちがよくない
- 通知や誘惑で気が散る
Kindle端末より高価格
iPadはオールマイティなタブレットであるため、こちらに示した通り高価です。これが最大のデメリットです。
重量がある
iPadは、Kindleよりも重量感があります。重さはこちらで確認ください。一方、Kindleは持ち運びを重視しているため、Kindle Paperwhiteも205gと軽量です。この携帯性は専用端末ならではです。
目が疲れやすい
iPadのディスプレイは光を反射するので、目が疲れやすくなります。一方、KindleはE-inkスクリーンを採用しているので反射しません。日差しの下でも快適に読書できます。長時間読書をする方も、Kindle端末の方がよいでしょう。
防水に未対応
iPadには防水機能がありません。一方、Kindle Paperwhiteは防水に対応しています。お風呂でも読書したい方は、Kindleがおすすめです。
バッテリーの持ちがよくない
iPadのバッテリーの持ちは長くはありません。ネットサーフィンや動画再生程度での利用時間は約10時間です。一方、Kindleは、通常の使い方なら一回の充電で数週間利用できます。充電を気にする必要がないのは大きな魅力です。
通知や誘惑で気が散る
iPadは様々な機能を使えるため誘惑が多くなります。ついつい別のアプリを開いて読書が中断されがちです。読書に集中したい場合には不向きです。一方で、Kindleは読書に特化しているが故、読書に集中できます。
Fireタブレットという選択肢もある
マルチなタブレットiPadが良いのはもちろんわかるけど、やっぱり価格が… という方は、Amazonのタブレット『Fireタブレット』という選択肢もあります。
Fireタブレットなら、Kindle本との相性はもちろん、Web・動画・ゲームなどマルチに楽しめます。
以下記事で、Fireタブレットの魅力を詳細紹介しています。
モデル | Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | Fire Max 11 |
---|---|---|---|---|
価格 | \8,980 | \13,980〜 | \19,980〜 | \34,980 |
ディスプレイ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ フルHD | 11インチ 2K |
解像度 | 1024×600 (171ppi) | 1280×800 (189ppi) | 1920×1200 (224ppi) | 2000×1200(213ppi) |
本体サイズ | 181×118×9.7mm | 201.9×137.3×9.6mm | 247×166×9.2mm | 259×164×7.5mm |
重さ | 282g | 337g | 434g | 490g |
メモリ | 2GB | 2GB | 3GB | 4GB |
ストレージ | 16GB | 32/64GB | 32/64GB | 64/128GB |
バッテリー | 最大10時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大14時間 |
ワイヤレス充電 | – | – | – | – |
スタイラスペン | – | – | – | ◯ |
世代 | 第12世代 | 第12世代 | 第13世代 | 第13世代 |
発売年 | 2022年 | 2022年 | 2023年 | 2023年 |
キッズモデル | キッズモデル | キッズモデル | キッズモデル キッズプロ |
Kindle本をiPadで読む方法(購入・Kindleアプリ設定)
Kindle本は、Amazonの「Kindleアプリ」で読むことを前提とした電子書籍です。Kinde端末ならば即Kindle本が楽しめますが、iPad/iPhoneで快適なKindle読書をするには設定等が必要です。
この設定やKindle本の設定でつまずく人が多いのも事実です。知っていれば何でもない事なのですが、知らないと「罠」にハマって、途中で挫折してしまうのです。
以下の記事では、Kindle本をiPad/iPhoneで読む方法を詳細解説しています。
- 【本の買い方】Kindle本の購入方法
- 【本の読み方】Kindleアプリでの読書環境の整え方
- 【本の探し方】いい本と出会う・安く本を購入する方法
最後に
今回は、KindleとiPad、電子書籍を読むならどっちがおすすめか、それぞれの端末のメリット・デメリット徹底比較しました。
最後に、KindleとiPadのメリットを再掲します。あなたのニーズに合わせて、より適切な端末をお選びください。
Kindle Paperwhite | iPad |
---|---|
19,980円~ | 58,800円~ |
あまりお金をかけたくない Kindle Unlimited 3カ月無料付で購入が可能 シンプル読書だけに集中したい どこにでも気軽に持ち運びたい 充電の持ちがいい 目に優しくて読みやすい | 他のApple製品との親和性が高い 読書以外にいろんな楽しみがある カラー表示で読書ができる 手書きメモが残せる |