- 日本人は「太りやすく痩せにくい体質」である
日本人は遺伝的に内臓脂肪がつきやすく、運動だけでは成果が出にくい体質を持っている。海外輸入のダイエット法は日本人に合っていないことも多い。 - 健康・集中力・成果は「食事」で決まる
たんぱく質と脂質を中心にした食事は、脳の働きとメンタルを安定させ、仕事や勉強のパフォーマンスを大きく高める。 - 正しい知識が「一生使える健康習慣」になる
流行の健康法ではなく、日本人の体質に合った科学的な食事法を学ぶことで、リバウンドせず、長く健康を維持できる。
★★★★☆ Kindle Unlimited読み放題対象本
『医者が教える 日本人に効く食事術』ってどんな本?
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「食事制限も運動もしているのに、なぜか痩せない…」
「様々なダイエット法を試しても、続かないし結果も出ない…」
多くの方が、そんな経験をしているでしょう。私もそんな一人です。
実はそれ、“あなたの意志が弱いから”ではありません。
日本人の体質と遺伝子に合っていない方法を選んでいるだけと教えてくれるのが、
溝口徹さんの『医者が教える 日本人に効く食事術』。
医学・栄養学・遺伝子研究に基づいて 「”日本人の体”に本当に合う食事法」をわかりやすく解説してくれる一冊です。
ダイエットだけでなく、
- 疲れにくくなる
- 集中力が続く
- 仕事の効率が上がる
- メンタルが安定する
といった“人生の質”まで変えるアドバイスも。
この本を読むと、「今まで、体に悪いことを“良かれと思って”やっていた…」と気づかされます。
流行の健康法に振り回されるより、“自分の体質に合った方法”を知ることが最短ルート。
派手なダイエット本ではありません。ですが、本書には一生使える知識が詰まっています。
なぜ日本人は「太りやすく・痩せにくい」のか?
本書でまず語られるのが、日本人特有の遺伝的特徴です。
欧米人に比べて日本人は、やせ型の人が多いと言われますが、
実は、日本人の約3人に1人が「肥満遺伝子(倹約遺伝子)」を持っています。
「肥満遺伝子」を持つ日本人
これは──
✔ 食べた糖質を脂肪として溜め込みやすい
✔ 基礎代謝が低くなりやすい
という、現代では“太りやすい体質”につながる遺伝子。
つまり、👉 日本人は「放っておくと太りやすい体質」なのです。
この遺伝子に変異があると、
- 基礎代謝が200kcal/日も減少
→ 単純計算で、同じ食事でも1年間で約10kgも太る… - 内臓脂肪がつきやすくなる
→ 肝臓や血糖値の働きを乱し、脂肪肝や糖尿病、高血圧などの生活習慣病になりやすく
日本人は運動だけでは痩せにくい
日本人は、もともと持久力タイプの筋肉(遅筋)が多く、脂肪を一気に燃やす筋肉(速筋)が少ない体質です。
そのため、ジョギングなどの有酸素運動を続けても、痩せにくい傾向があります。
むしろ、有酸素運動ばかりしていると、ますます遅筋がつき体が「省エネモード」に。
結果、脂肪をため込みやすくなってしまいます。
さらに、日本人は脂肪を燃やす働きを持つ「褐色脂肪細胞」が少なく、逆に白色脂肪細胞が多い。
そのため、筋肉を増やしても基礎代謝が効率よく上がりにくい。
だからこそ、日本人が痩せるためには、運動だけに頼ってはダメ。
褐色細胞をフル活動(ミトコンドリアを活性化)させるために、筋トレと栄養(鉄分・ビタミンB群など)を意識して、体の代謝を高めることが大切です。
📌「運動してるのに痩せない…」と感じていた人には、かなり衝撃的な内容です🥀
日本人が本当にやせる食事法とは?
では、どうすればいいのか?
本書がすすめるのは、“日本人の体に最適化された食事習慣”です。
たとえば──
- 熱発生を促す食事
DHA・EPA・フコキサンチン・カプサイシンを摂取 - フルーツは朝に摂らない
果糖はすぐ脂肪に変わるため、肥満遺伝子を刺激。 - 人工甘味料は取らない
満足感が得られず、甘い物依存になりやすい。 - ヨーグルトより「漬物」
日本人の腸には和食系発酵食品がベスト。 - 魚は内臓ごと食べる
ビタミンDで代謝&引き締め効果UP。 - グルテン&乳製品を控える
グルテンとカゼインを2週間、2週間、徹底的に抜くと体調が激変する人も多数。 - ネバネバ食材で腸を整える
納豆・オクラ・めかぶは最強。 - 食事ではないですが——
熱発生を促す習慣(身体を冷やす 薄着、足水、水風呂)
📌本書では、この理由が非常に科学的にだけど、わかりやすく紹介されます。
具体的に何をどのように食べればいいかも紹介。納得感のある内容で、食事改善の動機付けになります。
食事が変わると「仕事の成果」も変わる
この本のすごい点は、ダイエットだけで終わらないこと。
著者は、食事と“脳のパフォーマンス”の関係も詳しく解説しています。
集中力が続かない/ 集中力が続かない/ すぐ疲れる/ やる気が出ない…
その原因は、栄養不足かもしれません。
集中力も「食事」で決まる
脳は、次の成分でできています。
- 6割:脂質
- 4割:たんぱく質
つまり、 食事が悪い → 頭が働かない
集中力を高めるためには、十分なたんぱく質と良質な脂質をとることが欠かせません。
人が高い集中状態に入るためには、「やる気」や「達成感」を生む脳内物質がスムーズに働く必要があります。
その材料になるのが、食事からとるたんぱく質です。
特に、肉・魚・卵・大豆製品などに含まれるアミノ酸は、集中力や判断力を支える重要な栄養素。
これが不足すると、やる気が出にくく、疲れやすくなってしまいます。
一方、良質な脂質が不足すると、脳の働きそのものが低下し、パフォーマンスにも悪影響が出ます。
つまり、集中して成果を出したいなら、「糖質を減らす」よりもまず、「たんぱく質と脂質をしっかりとる」ことが重要なのです。
ストレス・うつも「タンパク質不足」に注意
ストレスや気分の落ち込みは、心の問題だけでなく「栄養不足」が原因になっていることがあります。
上述の通り、たんぱく質は、やる気や安定した気分をつくる脳内物質の材料です。
不足すると、気力が出にくくなり、イライラや不安、不調を感じやすくなります。
さらに、強いストレスを受けると、体は多くの栄養を消費します。
その状態でたんぱく質が足りないと、疲れが抜けず、うつっぽさが続きやすくなります。
つまり、心を整えるためにも、十分なたんぱく質をとることが大切なのです。
日本人のパフォーマンスを上げる食事術
- ナッツ類(アーモンドなど)
脳の働きを助け、間食にも向いている - ビタミンC
ストレス対策・疲労回復に効果的 - 糖質は控えめに
眠くなりにくく、集中力が続きやすい - GABAでリラックス
緊張を和らげ、安定したパフォーマンスにつながる - カフェインは適量に
集中力アップに有効だが、夜は控えるか、デカフェ - マグネシウムを補給する
睡眠の質を高め、疲れを残さない
📌本書では、「なぜその栄養が必要なのか」を、科学的根拠にもとづいてわかりやすく解説しています。
表面的な食事法を知ってもなかなか行動につながりません。
その点、本書は説得力があるので、食事改善を続ける強いモチベーションにつなげやすいと思います。
最後に | 本書からの学び
『医者が教える 日本人に効く食事術』は、
「日本人の体質に合った食事こそが、健康と成果をつくる」という事実を、
医学的にわかりやすく教えてくれる1冊でした。
本書から学べる最大のポイントは、ダイエットや体調不良の原因は「努力不足」とは限らない点です。
そもそも間違った努力をしている限り、結果を出すのは困難です。
本書は「痩せるための本」で終わりません。
集中力、メンタル、仕事のパフォーマンスまで、すべてが食事と深く関係していることを具体的に示しています。
本書から学べる食事戦略は、「一生使える健康の基礎」です。
流行の健康法に振り回されるのではなく、自分の体の仕組みを理解し、無理なく整えていく。
本書は、そのための“地図”のような役割を果たしてくれます。







