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【書評/感想】ロボット・イン・ザ・ガーデン(デボラ・インストール) ダメ男とポンコツロボットが、人生をやり直す。涙と希望の感動ハートフル小説

【書評/要約】ロボット・イン・ザ・ガーデン(デボラ・インストール)ダメ男とポンコツロボットの再生・再起の物語。超ハートフル&感動!
ロボットイン・ザ・ガーデンあらすじ感想
  • ダメ男とポンコツロボットの出会い
    無職で自堕落な男ベンは、庭で壊れかけのロボット・タングと出会う。仕事もせず役立たずなタングと遊ぶベンに妻は苛立ち、ついに家を出てしまう。人生も夫婦関係も行き詰まったベンは、タングを直すための旅に出る。
  • 旅が二人を変えていく
    世界を巡る珍道中の中で、タングは幼児のように成長していく。その姿に触れ、ベンも「誰かを大切にすること」を学び直していく。しかしタングの体は少しずつ壊れ、時間は残されていなかった。
  • ダメ男の再生を描く愛の物語
    守る存在がいることで、人は変われる。タングの無垢な言葉と行動が、読者の心も優しく揺さぶる、涙と希望のハートフル小説。

★★★★★ Audible聴き放題対象本

目次

『ロボット・イン・ザ・ガーデン』ってどんな本?

📌【1/1まで】Kindle版 シリーズ全巻 50%還元中

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毎日の育児に追われて、ちゃんと笑えなくなっていませんか。
自分の意図を理解してくれない我が子や部下に苛立っていませんか。
人生に前向きになれず、「自分は何のために生きているんだろう」と、立ち止まってしまう夜はありませんか。

デボラ・インストールさんの小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は、
そんな心がささくれた大人に、そっと寄り添ってくれる物語です。

この物語に登場するのは、
人生につまずいた無職の男と、言葉も不自由で何の役にも立たないポンコツロボット。
でもこの二人の旅は、
「誰かを思う・守る・育てることが、実は自分自身を育て直すことでもある」という、
とても大切な真実を教えてくれます。

子どもと向き合う日々は、思い通りにならないことの連続です。
でも、その不器用さや無垢さに触れることで、
大人の心は少しずつやわらかくなり、、忘れていた「希望」も思い出させてくれる――
この小説は、その奇跡のような時間を、優しく物語にしてくれます。

「もう一度、ちゃんと生き直したい」
そう願うすべての大人に、読んでほしい一冊です。

『ロボット・イン・ザ・ガーデン』あらすじ

物語の始まり

舞台は、家事も仕事もロボットがこなす近未来のイギリス。

主人公ベンは34歳。
親の遺産によって働かなくとも生きていけるだけの金がある「現在無職男」
バリバリ働く弁護士の妻エイミーとは、すでに心がすれ違っています。
そんなある朝。ベンは自宅の庭で、壊れかけのロボットを見つけます。

四角い頭に四角い胴体。古くて、ダサくて、役に立たないロボット――名前はタング
でもなぜかベンは、このポンコツロボットを捨てられませんでした。

そんな状況に愛想をつかしたエイミーは「と言い放ちます。

ダメ男と、ダメなロボット

タングは、掃除も料理もできない。言葉もカタコト。まるで幼児のようなロボットです。

当然、エイミーは怒ります。「欲しいのは役に立つロボット。こんなおんぼろじゃない」
にも拘わらず、役立たずロボットと遊んでいるベンに愛想をつかしたエイミーは、
「仕事は単にお金を稼ぐだけのことじゃない。早く働きなさいよ」
と言い放ち、ベンに離婚を告げて家を出ていきます。

実は、エイミーはベンに、子供がほしいとサインを出していました。
そして、ベンの再起を願っていました。
しかし、ベンはエイミーの心を全く理解していなかったのです。

ベンは、ようやく気づくのです。自分はずっと、何も選ばず、何も決めずに生きてきたことに。

だから、旅に出る

「どうせあなたには何もできない」

その一言が、ベンの背中を押します。ベンは、タングを直すため、作り主を探す旅に出る決意をするのです。
行き先は、イギリスからアメリカ、そして日本へ。世界を巡る、タングとの珍道中が始まります。

旅の中で生まれる“親子のような時間”

空港に驚き、飛行機に目を輝かせ、初めて見るものすべてに感動するタング。
「ベン! ベン!」と無邪気に名前を呼ぶその声に、ベンの心は少しずつ溶けていきます。

言葉を覚え、できることが増えていくタングを見て、ベンは思うようになります。

――もし、エイミーとの間に子どもがいたら、こんなふうに育ったのかもしれない。

けれど同時に、タングの体は少しずつ壊れていく。寿命が近づいていることを、ベンも感じ始めます。
そして、ベンは、必死でタングを救おうと努め、開発者に合うことに成功するのです。

しかし、そこで知ったのは——
タングは恐ろしい計画のもとに作られたロボットだったのです。
故に、タングは開発者の元を逃れ、逃げ出し、ベンに巡り合ったという事実でした。

この先が面白い!是非、本書を手に取り読んでみてください。

『ロボット・イン・ザ・ガーデン』感想— この物語が胸を打つ理由

『ロボット・イン・ザ・ガーデン』:感想

この小説は、ロボットSFではありません。

「誰かを大切に思うことで、人は変われる」そのことを、優しく、でも深く描いたダメ男の再生の物語です。

タングは弱くて、未完成で、守られる存在。
だからこそ、彼を守ろうとするベンも、少しずつ強くなっていきます。

子どもの成長が、大人を育てるように—— タングのまっすぐな言葉が、ベンの心の奥を何度も揺さぶります。

映画・ミュージカル化もされた名作

監督:三木孝浩, Writer:金子ありさ, 出演:二宮和也, 出演:満島ひかり, 出演:市川実日子, 出演:小手伸也, 出演:奈緒, 出演:京本大我, 出演:山内健司, 出演:濱家隆一, 出演:野間口徹, 出演:利重剛, 出演:景井ひな, 出演:武田鉄矢

本作は
・劇団四季でミュージカル化
・二宮和也さん主演映画『TANG』として映画化

されていますが、原作小説のほうが、はるかに感情が深く、ラストもより温かいです。
本でこそ味わえる物語があります。

最後に


ロボット・イン・ザ・ガーデン

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ロボット・イン・ザ・ハウス

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ロボット・イン・ザ・スクール

50%還元

ロボット・イン・ザ・ファミリー

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今回は、デボラ・インストールさんの小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』のあらすじと感想を紹介しました。

読み終えたあと、胸の奥がじんわり温かくなる物語です。
只今、Kindle版 シリーズ全巻が50%還元中!

大人になるって、失うことじゃなくて、誰かを大切にできるようになることなのかもしれない
そう思わせてくれる、とても優しい小説です。是非、読んでみてください。

合わせて読みたい!子育てハートフル小説

合わせて読みたい本として、瀬尾まいこさんの『君が夏を走らせる』も紹介しておきます。

こちらの小説ではダメ少年(金髪不良少年)が、先輩の子どもの子守をするバイトを引き受けることに!
ゆうことを聞かない幼児に苦戦しながらも、幼児と心を通わせ、いろんなことに気づき、成長する様が描かれます。
こちらも超ハートフル。読んでいる間中、顔が笑顔になれると同時に、感動必至です!

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